お客様から嬉しい報告をもらっています。
「コロログ掲載の件ですが、卵巣嚢腫で悩んでいる人は、大勢いると思いますので、私の話を載せて構わないです。」
と掲載許可を頂いていますので、紹介させて頂きます。
どうもありがとうございます。
当初のご相談は、平成18年10月21日のときでした。
○チョコレート嚢腫 5センチ×5センチ
○子宮筋腫 3センチ×3センチ
○生理前に腹痛、肥満
○たまにお臍の左側5センチのところが痛い。
○平成18年9月にMRIを撮影して、左の卵巣が5・3センチ
(前回は、4月に撮影で4・7センチ)
Fさま(47歳)のコメントは以下のようでした。
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結婚して、約く12年になります。
漢方相談書に書きましたが、左のチョコレート嚢腫のことですが、去年の婦人科の健康診断で、「子宮癌検診の時に左の卵巣が腫れています検査しますか?」と言われたのですが、どうせなら、近所の婦人科で診て貰おうと思い去年の7月に診察してから約1年半です。
9月中旬に婦人科でMRIの結果を聞きいたっとき、4月にMRIを撮影してから、約1cm大きくなっていました。
ちょっと悩まれて、3ヶ月後にまた来てと言われたので、手術の事を聞きました。
事前にインターネットで色々調べて行ったのですが、”何センチ以上だと手術するのですか?”と聞くと、卵巣癌の可能性と捻じれて痛くなることしか言いませんでしたので、セカンドオピニオンを受けようと思い、先生の知っている医大を紹介して貰いましたが、どうせ手術して入院するのならば、実家の近くの病院が良いなと思い、HPを見たところ、腹腔鏡手術をしていたので、紹介状を書いて貰い、10月12日に行って来ました。
その日は、腹腔鏡手術の出来る先生だったので、話が早いと思ったのですが、診察をし終わって言われた言葉が、このまま経過観察するか、チョコレート嚢腫より筋腫の方が凄いのでホルモン治療するか、子宮全摘した方がよいといわれました。
ホルモン療法は副作用で更年期の症状が出ると聞きました。
そうなったら、仕事は辞めなくてはなりませんし、ガーデニング・家事が出来なくなってしまって、私の人生は、お先真っ暗になってしまいますし、生理痛も寝込んだりするものではなく、初日に鎮痛剤を1回飲めば良い位なので、(もちろん、PMSはあります)子宮全摘と言われてもピーントきませんので、3ヶ月ごとの経過観察を選択しました。
このまま、経過観察をして時期がくるのを待っているのも性格上いやだなと思いネット検索をしていたら、土屋薬局さんに辿り着きました。
漢方薬でチョコレート嚢腫が小さくなったページを読んで相談書に書き込みました。
どうかよろしくお願いします。
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○平成18年10月21日
漢方薬は、2本柱で、養血調経(ようけつちょうけい)と理気活血(りきかっけつ)です。
○11月20日
○12月21日
○平成19年2月8日の嬉しいコメントです。
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平成19年2月8日
年末からの休みで大分サボりました。
去年の12月27日に婦人科の検診にて血液検査をした結果を1月17日に聞きに行って来たら、マーカー数値が去年の7月24日の時は、CA-125 - 33.3 CA19-9 - 42.2がCA-125 - 21.7 CA19-9 -22.6と結果が出て、うれしいことに、正常値になりました。
”だからと言って卵巣嚢腫が無くなった訳ではないので、3ヶ月に一度の検査と半年毎のMRI検査は続けてまた、
マーカー数値とチョコレート嚢腫の肥大の時には、手術をしてチョコレート嚢腫切除しなさい”と言われました。
でも、土屋さんのお陰で、マーカー数値が正常になったので、これかも続けて行きたいと思います。
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○平成19年3月19日
○平成19年4月24日
コメントは以下のようです。
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平成19年4月24日
体調の方は、あまり良くないです。
3月は、生理が2週間近く続いたり、4月は、生理前症候群はあったけれど今のところは、来ていないです。(3月は8日)
先週、水曜日に婦人科に3ヶ月に一度の検診に行ってきて、内診を受けてきました。
卵巣は、少し小さくなっているみたいです。
漢方が利いているみたいです。
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○6月8日 体調良好とのことです。
○7月19日
○8月23日
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○8月23日
ご無沙汰しています。
8月8日に婦人科の検診に行き内診した結果、チョコレート嚢腫が約4cmx4cm位になり、血液検査の結果、4月にCA-125/13.9が11.1にCA19-9/24.3が34.5になり、先生が、驚いていました。
先生には、漢方薬を教えておきました。
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ということで、経過が良くて、私たちスタッフも嬉しく思っているところです。
今後とも経過が良く、元気にお過ごしになって頂きたいです。
私もお花は、大好きです。
最後に先日、岩木山の模様でお別れです。
秋晴れの津軽です。
最近、ココログのこの記事をみたようなお客さまから問い合わせがありましたのでこのまま埋もれては、、と思いましてはてなブログにもそのまま引用掲載です。
最近も地元のお客さまのチョコレート嚢種の漢方薬のご相談受けています。もう2年間くらいの長丁場です。独身時代になるべくチョコレート嚢腫にメスを入れないように小さくする、なるべく経過観察ですむような漢方相談です。
3ヶ月に1回の通院ですからその都度、大きさなどをお聞きしています。
結婚してから出産できるような体づくりをしています。独身時代のときに子宮内膜症対策、チョコレート嚢腫の漢方対策をしているお客さまの場合には、土屋薬局の場合には結婚してから授かるケースが非常に高いです。皮様嚢腫のかたもそうでした。いづれも医学に理解がある医療関係者の方が漢方薬の服用にも理解があって続いています。(同業の薬剤師さんだったり看護師さんだったり臨床検査技師さんだったり心理カウンセラーの方だったり)
早発閉経の方はきっかけをお聞きするとチョコレート嚢腫の手術を20代前半のときにしたり、それから卵巣がペラペラになってもう生理が来なくなりました。など真剣な話があります。以前にNPO法人日本不妊カウンセリング学会でもどこかの産婦人科の先生がチョコレート嚢腫の手術後の卵巣機能不全、卵巣機能低下のことを質問していました。なかなか現状では対策がないことが多いようです。ほんとに可哀想です。
独身時代から漢方薬で子宮内膜症、炎症などの対策をしていると結婚してから子宮腺筋症があったのにも関わらず自然妊娠出産とか、おおっ!と感動する場面もあります。
この表題の上記のかたは40代ですから妊娠出産でなくて、もうチョコレート嚢腫から卵巣癌(がん)への危険性を認識する年代ですから、同じ漢方相談でも妊孕性があるかないかで変わってくるかもしれません。
中医学では本虚表実(ほんきょひょうじつ)です。
「虚証があるから実証が起きる」
「気血不足や腎虚など虚があるから、瘀血や痰湿、毒が生じる」
ですから中医学の対策は「虚なればこれを補い、実なればこれを瀉す」となります。