常連のお客様、以前に東京に住まれていたときに私の師匠である東西薬局の猪越泰也先生のお客様で、山形に引っ越しされたことを機会に、泰也先生からの紹介を受けて土屋薬局に来店されたお客様、めでたく妊娠出産されて、またいまは北東北の都市に引っ越しされています。
ここ最近はお会いしていないのですが、お電話で定期的に近況報告と家族のご相談などうけています。
平成21年5月14日が最初の漢方相談で、婦宝当帰膠や血府逐瘀丸、海精宝などからスタートして基礎体温表が高め、そこに涼血清営顆粒と二至丹などで通じもスッキリするようにして、めでたく妊娠出産されたお客様です。妊娠初期には、双料参茸丸や田七人参が効果的でした。結婚6年目のときからの漢方相談で結果がでてとても嬉しかったです。
さて、先日の11月7日のときにお電話でお父様のご相談でした。今日はここからが本題です。
「お父さんが80歳です。ガッチリした体型で太っていません。前立腺肥大で尿が出なくなって、前立腺肥大の手術もしましたが、手術は終わっても尿が出ず。このまま管を入れて生活するかもしれません。結局、膀胱の筋力が落ちて尿がでない、このままずっと管を入れて生活するかも」
さて、いったん受話器を置いて東京にいる中医師の先生、このときは王先生につながりました。
王先生「前立腺の問題は、まずはどんな体質でも使える方法は、花膠の漢方製剤と水蛭配合製剤の2つを服用する方法です。花膠の漢方製剤はどんな体質のかたでも使えます。水蛭製剤は活血して通します。老化によるホルモン低下がベースにあります。」
土屋 「先生、もしよろしかったら違うバージョンの方法ございますか?」
王先生「はい、次の方法人参を主成分とした補腎薬と丹参を主成分にした活血の漢方薬の2種類を使う方法です。必ず活血剤を使うといいです。活血は通すからお小水に良いです。もう一つの人参を主成分にした補腎薬は夜に小水が頻繁にでることに良いです。お勧めです」
2018年11月11日 我が家には最近、どこからか猫が遊びにやってきます。今日も庭の縁側でまるでうちの飼い猫のように日向ぼっこしていて驚きました。
金魚でも食べに来ているのでしょうか?