ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

妊娠成功報告、嬉しい。体外受精で4回目の移植。漢方を服用して最初の移植で出産までいくという奇跡

お客様から妊活成功の嬉しいお知らせが届きました。メールでいただきました。許可をもらいましたので、掲載させてください。

2024年9月12日

「土屋先生

大変ご無沙汰しております。メールで失礼します。

冬に漢方相談をお願いしておりました、〇〇です。

9月◯日に女の子を無事に出産し、母子共に元気に退院しました。

4回目の移植でしたが、漢方を服用して最初の移植で出産までいくという奇跡に漢方の力ってすごいな、と改めて感じました。

本当にありがとうございました。

初産にしては時間がかからず、看護師さんからも初産ですよね?と驚かれました。

また、胎盤も見せてもらいましたが、500gあり、立派だと言われました。

つわりで漢方が服薬できなくなってしまい、つわりが終わったら漢方再開と思っていましたが、お医者さんからストップがかかりまして、薬局の方へ通えずにおりました。ご連絡もせず、大変失礼しました。

また身体づくりなどでお世話になるかと思います。その際はよろしくお願いします。」

2023年(令和5年)10月21日が初めての漢方相談でした。土屋薬局のインスタグラムをみてのご来店です。

Cさまは37歳、公務員です。

4BBが3個残っています。体外受精採卵1回、14個とれて10個受精、6個凍結しました。

反復着床不全と診断されています。

LH8.24
FSH6.59

昨日からプラノバールをのんでいます。

冷え性
食欲あり
しもやけになりやすい
23時に寝ています。
便通は正常
夜はトイレに2回起きます。

御主人様は年上で39歳。

漢方薬は3つご紹介、お勧めしました。

1)イスクラ婦宝当帰膠
2)イスクラ冠元顆粒
3)イスクラ参茸補血丸

翌年の2024年1月18日に2回めのご来店

①冷えの範囲が狭くなった
②便通が良くなった

漢方薬は

1)イスクラ婦宝当帰膠
2)イスクラ冠元顆粒
3)イスクラ参茸補血丸



ビタエックス顆粒250グラム(ボトル)

ビタエックス顆粒は本来もっている女性の力を引き出す医薬品のプラセンタです。鹿児島の契約農場で養殖されている黒豚の胎盤です。データでみると、アミノ酸スコアなど通常のプラセンタよりもかなり濃度が濃くなっていて、これも効き目のひとつかもとうなづけます。

2024年12月16日

体外受精の4回めの移植は26日の予定です。

冷えは足の指先に。EMMA検査でひかった。抗生剤を1週間のみました。うまくいくと12月26日に胚盤胞凍結融解胚移植をします。20日に通院して子宮内膜をチェックします。

エストラーナテープ4枚貼っています。ラクトフローラの膣錠を入れています。サプリものんでいます。

1)婦宝当帰膠
2)冠元顆粒
3)参茸補血丸

2024年1月20日(令和6年)

妊娠!胎嚢確認 6週と2日めです。1月10日からつわりが続いています。ご飯を食べるのが辛い。

4BBが4BAになっていた。

子宮内膜が初めて10ミリ超えました。いままで、子宮内膜は9・何ミリで10ミリを超えることがありませんでした。

いまはルテウム膣錠とエストラーナテープ2枚(2日に1枚)です。

鍼灸にも通っていて、鍼灸師の先生に「滑脈(かつみゃく)ですね!」と脈診でいわれた。

※滑脈とは、妊娠したときになるという脈象です。コロコロとかけぬけるような脈といわれています。

漢方薬は、

1)参茸補血丸
2)冠元顆粒

2月15日の漢方相談の予約を入れられていましたが、つわりが辛くてキャンセルでした。

このたびは、無事のご出産まことにおめでとうございました!

<考察>
体外受精におきましては、1)採卵する 2)移植する  この2つを分けて考えていきます。

C子さまは胚盤胞はすでに4BBが2つある状態から、反復着床不全(RIF)の漢方相談でしたので、うまく着床を目指すような漢方の処方を提案させていただきました。

ただしお断りしますが、一人一人の体質、体調、年齢、月経周期が違いますので、また季節や住んでいる地域の風土も関係しますし、治療内容にも漢方をあわせますので、的確にご相談されることをお勧めします。

着床を目指すときには、養血調経、補腎活血、化痰、補気、清熱解毒などさまざまな方法がありますので、それらを組み合わせてやっていきます。

また妊娠を目指すときには、臓腑でいえば、五臓の腎(じん)と脾(ひ)のちからを強めることが大切です。

ベクトルは↑↑を目指して、腰回りの帯脈(たいみゃく)を強くして、赤てゃンが落ちないように、しっかりとママのお腹にくっつくように目指していきます。

今日も妊娠7ヶ月のお客様が来店されましたが、妊婦オーラ、幸せオーラいっぱいでこちらまで嬉しくなりました。

一緒に頑張りましょう!

このたびは母子ともどもお元気で健康なご出産まことにおめでとうございました!

薬剤師、認定不妊カウンセラー 土屋幸太郎

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