おはようございます。
我が家では早春を彩るお花たちが咲いています。
福寿草は寒さにつぼみをキュッと閉じています。
そして今日咲いていることに気がついた猩猩袴、まるで酔っ払っているように見えるでしょうか?
金魚とヒマラヤユキノシタの花。
今年も可憐です。
台湾朱鷺草。ああ
さて昨日の土屋薬局の嬉しかったことのご報告です。
夕方に来店されたお客様、後鼻漏で薄い鼻水が流れてきて、夜にひどいといったご相談でした。後鼻漏のほうは耳鼻科にいったものの、どこにいってもアレルギー剤だけで効きめが感じられなかったので、もう服用するのをすっかりと止めてしまったという話でした。
漢方相談のほうは、鼻淵丸(これは一時、在庫がなくなって大変だったのですが、いまは順調に供給されています。鼻水、鼻詰まり、蓄膿症には鼻淵丸がキャッチーです)と衛益顆粒(玉屏風散といって鼻水の粘膜にきいて分泌物を減らすなど。効能効果外ですので、お客さまにはきちんと説明して了解のうえに販売)と独歩顆粒の3種類をお勧めしました。
独歩顆粒のほうは風邪予防や花粉症、後鼻漏などの鼻水など体質にあえばつかえます。
以前に独歩丸として発売されていたときに、独歩丸のシンポジウムでは「鼻水に効いた!」という貴重な報告例があがりました。
成分的には、処方の独活寄生湯は扶正去邪、去風勝湿の名方です。
鼻水関係にも効きめがある可能性があり、抵抗力にもよい処方です。
効きめを実感して(3種類の漢方の)いただけたら嬉しいです。
そしてその客様から、お客さまの娘さんが当店で漢方相談して2人の子供に恵まれたことを知りました。
息子さんの2人のうちに1人には、私とおなじ「こうたろう」君と名前を付けられたそうです。
娘さんが「お母さん、あそこの漢方の先生の名前なんだっけ?たしか幸太郎先生だったよね。その名前つけてみようかな」「お世話になったから、、」とのことでした。
その「こうたろうくん」は漢字は違うものの、 スクスクと素直に元気に育っているそうです。 わたしもとても嬉しいです。
おそらくいまは2~3歳ぐらいでしょうから、「こうたろうくん」があと100年ちかく生きてくれると、わたしの思い出の名前も2120年ごろまで続く話です。
その頃にはわたしはもう死んでいて亡くなっているので、ただし、わたしのした仕事、子宝漢方相談の記憶や思い出が続いてくれたらすごく光栄なことです。
なにか永遠の命をもらったような感じですよ。
どうもありがとうございました。