土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

家族3人、赤ちゃん連れのお客様がいらっしゃいました。

人工授精を複数回、体外受精を1回されたときからの漢方相談、子宝でした。

次回は採卵周期からの採卵からとのことで、令和3年2月8日が初めてのご来店です。

 

採卵をするために準備していきます。

3ヶ月まえくらいからじわじわと不妊体質改善をしていきます。

奥様のほうは養血調経と鹿の角など配合された気血を補う補腎薬、そしてプラセンタ製剤の組み合わせです。

ご主人さまは花膠製剤です。

 

男性のかたは花膠製剤が精子の量や質、DFI(精子DNA断片化検査)の改善にも有効とのこと。妊娠成立における精子の重要な役割は、卵子の受精の起点となり、また男性側の遺伝情報を卵子に送り届けることです。

 

精子精子DNA断片化とは、文字通りにDNAの二重らせん構造が保たれているかどうか否かを測定する検査です。精子は酸化ストレスなどのダメージを受けるとDNAが損傷します。

 

損傷したDNAを持つ精子の割合をDNA断片化指数(DFI)と言い、成熟した精子のDFIが30%以下であれば正常範囲とされる。一般精液検査で異常がなくても、精子のDFIが高い場合味は受精率や妊娠率が低くなったり、流産率が高くなることが指摘されています。

 

さてお客様は漢方、コツコツと根気よく続けていかれました。

4月には体調が悪くない、疲れにくくなりました。

朝はスッキリと起きられます。

そして採卵した結果、胚盤胞へ。

グレードが高くてとてもよかったです。

 

ご主人の精子の酸化ストレスのDFI検査もとても良かったとのこと。

 

6月に判定日。陽性。

心拍確認。

 

7月に妊娠13周目。

 

土屋夫妻と同じ山形市の産院へ転院。

めでたく今年の始めに出産とのことでおめでたい話でした。

 

おめでとうございます。

これからは、わたしは53歳の長老ですが、同じパパ友、ママ友として土屋夫妻と一緒に子育ての仲間としていろいろと教えて下さいね。

 

2022年4月23日 土屋薬局店内で。生後まもなくのお客様のお子様と土屋夫妻の生後11ヶ月の息子の初対面。赤ちゃんがいることに分かるらしくて、とてもいつもとは違った状態の赤ちゃん社長でした。