おはようございます。山形県東根市の土屋薬局です。
文章の責任は薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今週の漢方相談会は7月11日から16日(月~土)まで。
17,18日の日月祝日(海の日)は連休させていただきます。
ささやかではありますが2日間の連休でスタッフ一同、体調を整えたいです。
むかし、土屋薬局は年中無休で営業していたのですが、山場があって、それは「海の日」です。父親が生前に、よく「海の日は営業してもお客様が来ないので売上が立たない」と語っていました。そういうこともあり、不戦敗を選んでいるような感じでもあります。私は妻と息子と少しゆっくりしようかと思っています。
さて、先週の漢方相談会の7月9日は新規での漢方相談も天童市や山形市からのお客様などいらっしゃいました。
2人めの子宝相談、また再来店のお客様は習慣流産でしたが令和2年に「当帰製剤の漢方薬」と「二陽の病は心脾に発する漢方薬」で妊娠して無事にご出産されたかたもいらっしゃいました。
流産防止をするときには、以前の流産が何週目だったか、また流産のときには不正出血があったのか、腰痛などの症状があったのかなどを確認していきます。
中医学的には、脾の後天の本が弱いのか、瘀血という血行不良があるのか、また流産の根本的な原因には腎虚(じんきょ)がありますから、それらを加味して考慮していきます。
うちの赤ちゃん社長とこと、息子。
結婚10年目で奇跡的に授かったのでそれはもう私も妻も必死でした。
妊娠中もしっかりと漢方をばんばんと飲んで、安胎で流産防止の方法は私達がわかっているし、お客様からのクレームのようなものも、もうそれは「自分たちのための中医婦人科」ですから、お客様にお勧めしない方法でもばんばんとやって、飲んでいって、元気な子供が生まれました。
お客様たちの流産の話をたくさん相談してきたので、妊娠中は手放しで喜べない一面もありました。
わたしこと土屋幸太郎はアトピー性皮膚炎とアレルギー性鼻炎があって、アレルギー体質がありましたが、妻のお陰で息子ことと赤ちゃん社長は肌の綺麗な色白で生まれてきました。いまだに「女の子ですか?」と毎日、お客様たちに間違われています。
妻もいい息子が生まれてきて大喜びで子育てしている毎日です。
子宝漢方は、妊娠してから漢方の服用を止めてしまうかたも大勢いらっしゃいますが、妊娠中の補腎や養血などが、そこからが本番です。そこであえて言うと「投資」しておくと子孫がよくなります。息子が将来は子種に困らないように、親としての努めと思い、妻は妊娠中、せっせせっせと身体づくりしてきました。
孫の代まで続くことですから、みなさまもぜひ参考になれば幸いです。
不育症で流産防止の漢方的な方法も病院の治療に併用できますので、なにかもし機会があるようでしたら、土屋薬局までご相談お寄せくださませ。
寒熱虚実があって、その判定には月経周期のこと、生理のこと、体調、体質のことなどを基礎体温表や体調などの自覚症状や舌ベロのことなどから総合的に検討していきます。
では今週もどうぞよろしくお願い致します。