こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
3月1日となり春の陽射しの山形です。
雪も溶けてきて気持ちのよい青空になってきました。
さて先日、最近はお子さまの漢方薬の相談が増えてきました。
起立性調節障害。
「起床時にだるさ、気持ちが悪い。起き上がると気持ちが悪い、朝食も食べられなくなる。」
という漢方薬の相談をお母さんと中学生の息子さんが一緒に来店されました。
しっかりとお話を聞かせて頂きました。
小児科のほうからは起立性低血圧のお薬のメトリジンとエホチールが処方されています。
「調子がいいときは学校へ行けるが、調子が悪いと学校へ行けなくなる」
昼食の給食と夕飯は食べられるそうです。
そこでクロワッサンプラスでの中医学で6つの体質タイプチェック!をしてみました。
jdy00247.hatenablog.comこちらのページにはその小冊子が載っていますよ。
お子さまにも体質チェックは重要です。
気虚体質は「疲れやすい」が当てはまりました。 5点
気滞体質は「のどのものが詰まったような不快感がある」 4点
血虚体質は「めまいや立ちくらみがする。動悸がする」 9点
動悸がするときには「息切れ」もあるそうです。 0点
瘀血体質は当てはまる項目がありませんでした。
陰虚体質は「目が乾きやすい」 4点
痰湿体質は「めまいと吐き気がよくする」 3点
以上のようでした。気血不足に気滞が混ざっている感じです。
舌ベロチェックの舌診体験では、舌ベロの心の分野の熱がある尖紅でした。
苔は白苔、総じてあわせて考えるに心熱(しんねつ)というストレスがあるであろうことが推測されました。
息子様とお母様にも其の旨を丁寧に説明差し上げまして2種類の漢方薬をご紹介しました。
さて効き目がでて少しでも学校へ行けるお手伝いになると嬉しいです。
違う日の昨日に来た常連のお客さまは、結婚当初から当店に来ていてもう10年ぐらいの長いちょう常連さまでお子さま2人も漢方薬など体質をかえていってアトピーのアレルギーや喘息なども克服されて元気に学校に行っているとのことでした。
とても喜ばれていました。
「いまは学校へ行けない子供」
「行っていない不登校のような子供」
けっこう多いんですよね。
学校の先生も病む場合もありますし、保護者にも大変な人がいるかもしれませんし。。。
「とにかくうちの子供はあまり勉強できなくても学校にきちんと行っているから嬉しい」ということでした。
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2017年3月1日の野川。山形県東根市です。
雪景色が3月でも綺麗です。そろそろ雪解け
月山もいい眺めのお昼時の散歩でした。