もう時間が過ぎ去ってしまっていますが、「長兵衛旅館と世界一」と「八甲田と蔦温泉旅館」の「津軽路」シリーズを紹介させてください。
今回は、青森県の津軽平野はりんごが名産の板柳町が誇る「桃のようなりんご」です。2004年10月10日の撮影です。
山形県東根市の私の家の周りにも、それこそたくさんのりんご畑がありますが、このような「桃色りんご」は、生まれて初めて見ました。(漢方コラム第59話「りんご 若木開拓の歴史」も参考にしてみてくださいね)
大体、私たち山形県民、とくに東根市民ですと、「山形はさくらんぼもあるし、りんごもラフランスもあるよ」ということが共通認識なのですが、県外では「山形県ではさくらんぼ」らしく、ほかの農産物の果物は存在感が無いようです。
とくに、りんごにおきましては、福島出身のスタッフも感想を述べていましたが、「山形にもりんごってあるんですね」の世界のようです。
山形県産のりんごの存在の薄さ?に比べるとどうでしょう!この青森県は板柳町のりんごは。
台風が去っていった翌日の撮影ですから、雨上がりの美しさも感じます。
このりんごを撮影した県道を走っていますと(あすなろ温泉や板柳公衆浴場などに向かう道路沿いです)、まるで天童や東根を走っているような錯覚に襲われます。
ほとんど果樹園の風景が、山形県と一緒です。
車のナビにも、もうすぐ我が家がでてきそうな感じさえあります。
産まれて初めて来ても、なんだか懐かしい、デジャブな感じ。
青森県津軽地方は、きっと私の「第二の故郷」。
あとは言葉さえマスターすればなあ。。。
私の喋る言葉のアクセントは、津軽では「異質」らしいです。
すぐに違う県から来たとバレてしまいます。
さてさて、もう一度板柳町の「桃のようなりんご」に戻りましょう。
私は、この品種の名前を知りません。
もしどなたかご存知でしたら、教えて頂きましたら嬉しいです。
津軽は、奥が深いんです。
だって、桃のようなりんごがあるんだんもなあ。。
(追伸。今、ちょうど私の1歳の甥っ子とパソコンの前に座っているのですが、甥っ子が「もんも」と画像を見て叫びました。ちなみに、母親である妹が言うには、甥っ子は「りんご」も「もんも」と呼ぶそうです。)