土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

突発性難聴と耳鳴りが漢方薬で改善!

こんにちわ。土屋です。

昨日は不妊症の漢方相談で2人のかたの妊娠が分かりまして、とても嬉しく思っているところです。

さて、今日は漢方薬の耳のご相談です。

漢方相談で「突発性難聴(耳鳴り)で良くなっているお話」をご紹介させて頂きます。

(「耳鳴り(または突発性難聴)とストレスの関係」も参考になりましたら幸いです)

つい最近、お客様からこのように当店での漢方体験談をお聞きしました。

「平成15年春 土屋薬局さんより「補腎の漢方剤」を飲んで大変良くなっておりましたが、最近また耳鳴りがはじまって、病院へいけばまた、苦しい点滴が毎日夜昼なくつづけられるかとおもうと・・・それでこの漢方薬を再び、飲んでみようかとおもいます。」

同じ山形県内にお住まいのかたで、以前に当店に突発性難聴漢方薬のご相談に来られたのです。

漢方薬を2度ほど、お勧めしただけでしたので、その後のお体の調子など分かりませんでした。

それが漢方の効き目が良くて、突発性難聴(耳鳴り)が楽になったとのことで嬉しく思っているところです。

63歳の女性のかたです。

その年の1月29日に突発性難聴になりました。

仕事でパソコンを使うことが多く、また家に帰ってからもホームページを作成されたりして無理が重なったのが原因だと言われていました。

その後、3日間病院で点滴治療を受けられました。

その後、2週間入院して退院されました。

現在、右の耳鳴りがひどく、左耳も聞こえにくいとのこと。

アデホス、セロクラール、メチコバールと胃薬を服用中です。

耳鳴りは、蚊や遠くにブルドーザーがいるような静かな音で、夜に枕を耳につけると響く感じがします。

頭の中には、水が溜まっているような感じもあります。

ストレスに弱い体質で、寒がりで足先が冷えます。

食欲はあります。胃もたれや胸焼けはありません。

お通じやお小水は正常です。

高血圧で降圧剤を服用しています。

突発性難聴とは?> ウィキペディアより引用させて頂きました。

突然に原因不明な内耳性の感音性難聴が発症する疾患である。

発症は突然であり、患者は難聴になった瞬間を語ることができるほど突発的である。(たとえば「朝、起きたら」とか、「図書館に行く前はなんともなかったのに、図書館から帰ってきたら聞こえが悪くなっていた」とかである。)ある程度の時間をかけて徐々に難聴が進んだようなケースは突発性難聴ではない。

随伴症状として耳鳴りや耳閉憾を伴うことが多く、半数程度の患者は発症の瞬間には強いめまいを伴うが強いめまいは1回だけであり、強いめまいを繰り返したらほかの疾患の可能性を考える。

突発的な発症が特徴であり、「何時からかははっきりしないが、徐々に聞こえなくなった」ような難聴は突発性難聴ではない。

症状は軽~重度の難聴が主症状であり、ほとんどの患者で耳鳴りも伴う。それに加えて耳閉感を伴うことも多い。約半数の患者で強いめまいを伴うがめまいは反復することはない。

さて、当店からは「耳鳴りの漢方剤」をお勧めしました。

「耳鳴りの漢方剤」は耳鳴りに効く処方ですが、なかでも退行性の変化によるもの、つまり老化や衰弱によって起こる耳鳴り、難聴などにしばしば用いられます。

耳鳴りや難聴が五臓の腎(じん)の衰弱と関係あることからきています。

五臓の腎は若さ、健康の源であり、人生の成長、発育、老化、死などに関連している根本的な器官です。

中国漢方では「腎は耳に通じる」といわれ、腎が衰退すると腎虚(じんきょ)といって耳にも症状が現れると考えられているのです。

中高年の腎虚(じんきょ)とは年をとって体が老化していくことに密接な関係がありますが、なるほど年をとると耳鳴りが起きたり、耳が遠くなったりしがちで、事実と一致します。

一般的には腎虚を伴う耳鳴りの場合には、セミの鳴くようなジージーという静かな音を感じることが多いようです。

以前に服用されたお客様も、漢方薬の服用の結果、耳鳴りが改善されていて良くなっていたとのことですから、嬉しく思っている今日この頃です。

参考になれば幸いです。

甑岳の風景

東根市の今日(11月25日)の風景。

ここは、山形蕎麦を誇る名店「草宿(くさどまり)」で税理士さんと一緒にお昼を食べた後に撮影しました。

歯ごたえがあり、かと言ってゴワゴワの田舎蕎麦でもない上品な「古代そば」でした。

草宿(くさどまり)さんでは、大根を干していました。

草宿(くさどまり)さんでは、大根を干していました。

大根を干していました。

おいしい蕎麦に満足したのですが、お店を出た後に税理士さんに待ってもらって、写真を撮りました。

税理士さんは近所の3人組のじいちゃんたちに「写真を撮るほど、そんなに大根干しが珍しいのか~?」と言われたそうですが、東根で珍しくなくても、このコラムは東京や大阪の都会の人たちもきっと読んでいると思うのです。

新鮮で懐かしい日本を感じますよね。