お客様のメールや電話のやり取りで、最近は桜の話題が多くなっています。
九州や中国地方では、桜が見頃を迎えるとのことで、日本中これから桜の開花で、気持ちの好い季節を迎えることを知ります。
さて、今日の昼休みは我が家から徒歩5~7分くらいで歩いていける若木山(おさなぎやま)に登ってきました。
ところどころに残雪はあるものの、もうすっかり景色は春。
これから芽吹く季節ですが、自然の目覚めを感じます。
道中に眺める葉山(はやま)連邦と月山。
右側の山脈は葉山連邦です。
左側には、今日はほとんど見えていませんが月山が鎮座しています。
昨日、知り合いの歯医者さんに通院するときに、13号線を村山方面に北上したのですが、秋田との県境の山並みが正面にはっきりと見え、左側には葉山連邦と月山が美しく眺められましたので、春の空気を実感したのでした。
若木山は、小さい山なので、10分以内で山頂に着きます。
山頂には、私がいつも会えるのを楽しみにしている桜がいます。
漢方コラム第60話「冬の若木山(桜皮)」にも登場する桜です。
おお、君は、りんとして大空に手を広げ、春を待っているのかい。
雪の重みにも、身をしだね、じっと耐えているのかい。
君のエネルギーは、今ここで清らかに養われ、来るべき春への希望、そして冬への身が引き締まる喜びに満ち溢れている。
桜はじっと蕾のままで、本格的な春の陽気を待っています。
大地の息吹、鼓動を感じます。
若木山とりんごの果樹です。
下山してからの帰り道の写真です。
畑の雑草の緑も心地よく、春風に吹かれると気持ちも踊る今日この頃です。
「土屋薬局 中国漢方通信」でもコラムを記載しています。