「漢方薬局でで相談を受ける婦人病について」不妊症の漢方薬の使い方を婦人科医に学ぶ─の2回目です。
私のメモ帳から、復習をかねてランダム形式で書き写します。
(私のメモ帳の清書ですから、今回は分かりにくいかもしれませんので意味不明のとこなどはごめんなさい。)
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「婦人科医の別府先生の不妊症への漢方薬の使い方の講演で私が勉強したこと」
LHサージ
36時間後に排卵する。
HCGをしてから1日半で排卵。
精子は3~4日生きている。
注射をした日に性交渉をする。
HCGは妊娠していますよというサイン。
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65日前から(3周期前)から卵胞が育ってきている。
生理の5日前から本格的に育ち始める。
卵胞が無い場合には、FSHも無効。
もっと前から治療する必要がある。
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子宮頚管粘液はフタ。
雑菌が入らないようにする。
排卵が近づくと、おりもの(子宮頚管粘液)がのびる。
↑エストロゲンの力
精子が通りやすくなる。
排卵期以外は、子宮頚管粘液のフタで精子が通らない。
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精子は4日まで元気だから妊娠できる。
卵子は24時間以内。
排卵2~3日前から、排卵翌日までに妊娠可能。
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婦人は胃の調整が重要。
不妊症の漢方の周期ごとに使い分ける漢方周期療法は、よく効く。
基礎体温の上がりが悪い。
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黄体ホルモンが少ない。
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特別な人は高温期が16~17日間の人もいる。
高温期は36・7度ほしい。
36・7度を下回らないといい。
基礎体温は、36・7度がポイント。
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卵胞はきちんと時間をかけて成熟したほうが良い。
早すぎること(卵胞の成熟が)は良くない。
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基礎体温のガタガタ→高プロラクチン→肝欝気滞(かんうつきたい)
プロラクチンは、抗ストレスホルモン。
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ストレスがかかると数値が上がる。
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無排卵→基礎体温は一層性。
理気活血(りきかっけつ)+補腎養血(ほじんようけつ)が効果的。
自力で排卵できるようになってきて、毎月とはいわないが2~3ヶ月間に1回の排卵に成功したことがある。
(注釈:漢方薬の周期療法だけで)
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生理が5日間。
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生理が3日間より多ければ、4日目から卵胞期と考えても良い。
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高温期は補腎薬の補陽(ほよう)の漢方薬が良い。
不妊の人は腎虚(じんきょ)が多い。
参茸補血丸(さんじょうほけつがん)は素晴らしい。
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「周期─体質弁証法」
従来の漢方弁証では、40~50㌫有効。
周期療法+体質における漢方弁証は、60~70㌫有効。
不妊症の周期ごとに使い分ける漢方薬─「周期療法」だけでも良いが、一人一人の体質を加味することが大切。
(弁証(べんしょう)とは一人一人の体質を詳しくタイプ別に分けていくことです)
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卵胞ホルモン…体に水をためる。
OHSSもそういうこと。
(エストロゲンが2000~3000にもなる)
中医弁証も方向性では似ている。
2回目はここで終わります。
6月にダムに沈む温泉の群馬県の「やんば」に行ったときの模様を紹介します。
「八ッ場ダム工事」が完了すると、町全体がダム湖になります。
夢か幻か。。
湯井温泉では、工事が着々と進んでいました。
川原湯温泉「聖天様の露天風呂」
初夏の緑がきれいです。
ここもダムに沈みます。
川原湯共同浴場「笹湯」からの窓越しの眺めです。