おはようございます。
土屋です。
不妊カウンセラー試験の「志望動機」をいま、不妊学会の申込用紙の規定通り「40文字×30行」で、審査用紙にプリンターで打ち込みました。
あとは久々に、学歴や職歴なども(こちらは手書き)書き込みました。
では、紹介します。
…
「不妊カウンセラー志望動機」
私は薬剤師で、山形県東根市で薬局を経営しています。
ふだんの業務としては、処方箋の調剤業務での投薬の説明、また不妊症の患者さんへの相談が多いです。
東大病院薬剤部での研修を終え、東京で中医学も学び、「西洋」と「東洋」の両輪の仕事をしています。
中医学(中国漢方)を実践していますが、最近はとくに不妊症への漢方相談の需要が多くなってきていると思います。
不妊症学会員になり、過去3回養成講座を受講させて頂きましたが、良かったと思うことは、確実に知識が身についてきていることです。
お客様が漢方相談に来る動機で多いと思われることは、
「薬局の店頭は、婦人科よりも敷居が低いので、まずは病院に行く前に漢方で体づくりをしたい」
また「良い病院を教えてもらいたい」
「何年も通院していても授からない、体外受精を何回しても授からないから、体づくりから始めたい」
「流産後の体づくりをしたい」などです。
過去に一番と嬉しかったのは、結婚16年目の方で山形から九州に通院していて、体外受精を十数回繰り返していた方が、最後になるかもしれない体外受精の3ヶ月前から漢方薬をしっかりと服用した結果、今まで一番と良い卵が採取できて、そして妊娠、出産されたことです。
私も感激で泣いてしまいました。
これからは薬局の店頭に不妊カウンセラーの資格を持つ薬剤師がいて、いつでも気軽に相談できる状況であれば、患者さんたちにとりましても有意義になることと信じています。
最近は、荒木重雄先生の本を熟読していますので、知識が豊富になってきまして、患者さんたちへも的確なアドバイスができてきたのではないかとも思っています。
つまり、通院する必要があればそのことをお勧めすること…患者さんたちの1日1日を無駄にしないようにエビデンス的にアドバイスできること。
また「健康な体づくり」は漢方の得意とすることですから、そのことが向いている方には、顔色を良くしたり、血行を良くして元気になってもらうこと。
そして明るい気持ちで、喪失感から抜け出せるような、そんな臨床に強い薬剤師になりたいです。
明るい気持ちの輪がつながる薬局にしていきたい、そのためにも「不妊カウンセラー」に合格したいですし、今後とも不妊カウンセラー養成講座を受講していき、不妊で悩むカップルの力になりたい。
カウンセリングで励ましたい。
前向きの明るい希望が私の前に広がっています。
2006年11月19日
(19日の模様は、「仙台ににて」「志望動機書きました」に詳しいです)
あとは、今日の午後に事務局に郵送するだけです。
今日もがんばります。