土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

進駐軍とエトワール

毎日、朝には私のおばあちゃんが住んでいる「はなれ」にいって、死んだおじいちゃんの仏壇に線香を上げたり、神棚にお参りしています。

今朝は、いつものように「幸太郎くんは最近お洒落になってきた」と言われ、同時におばあちゃんの話は「進駐軍時代」の話に突入してしまいました。 

 

今日のおばちゃんの服装は、白いカーディガンを羽織っています。 

タンスの奥から出てきたそうで、昔 東京馬喰横山のエトワール海渡で購入したそうです。

  

「昔は、おじいちゃんとおばあちゃんは、夜行で東京に行って、進駐軍に売るための商品を山ほど買ったものだった。 

あんまり沢山に購入するものだから、エトワールの社長さんからも贔屓(ひいき)にしてもらって、自宅で夕飯をご馳走になったこともあった。 今でも、エトワールは繁盛しているの?」 

 

というような話題でございます。 

もちろん、日本一の問屋さんのエトワール海渡さんは、今でも馬喰横山で大繁盛しております。

 

戦後の復興間もない山形から、夜行で東京に十何時間もかけて、東京に「仕入れ」に行っていた時代を思うと、今の当店は恵まれていると思うのです。 

これも、ご先祖様のお陰ですね。

さて、もう一つ余談ですが、地元のお客様で、今年の何月だったか今は失念しておりますが、商売を営まなれているご夫妻が来店されました。 

 

洋品は、やはり東京のエトワール海渡に行って「仕入れ」をされているそうです。  

当店も昔は沢山の洋品を薬局ながらに販売していたものですから、(つまり、昔の土屋薬局は「なんでも屋」だったということ)、話は「エトワールの話題」で持ちきりになり、和やかに漢方相談が終わりました。  

自営のかたは、子孫を残すことが大前提でございますので、「一家、一族の相談」にもなるのですが、結局その方は、1ヶ月間の漢方の服用で、何年も授からなかったのに、自然に授かったのです。 

 

今でも、そのお客様と「エトワール」の話題をしたことを懐かしく思います。 

そのようなエピソードも頭に浮かべながら、おばあちゃんの「土屋薬局創業の歴史」を聞いていたわけです。  

今日の私の頭は「進駐軍モード」です。 

一体、いつの時代の人間なんでしょう(笑)。