<2007年2月23日撮影 土屋薬局店内 「台湾朱鷺草」>
朱鷺草は咲き始めてから、すぐに枯れるかと思い、
一生懸命写真を撮っていたのですが、
意外な誤算で段々と背も伸びまして、ぐんぐんと成長しています。
昨年に甥っ子を朱鷺草の前で撮影した写真を居間に飾ってあるのですが、
もう1年が来たかという思いで、暇があれば家族で朱鷺草の前に立っては、
「家族の朱鷺草との思い出」を記録しています。
最近では、お客様たちにもかなり誉められていまして、
朱鷺草もそのことが分かるかのように、誉められ育っています。
週末の東京出張をはさんで、月曜日にはどんな姿で
また朱鷺草と会えるか気になる金曜日です。
患者さんへ処方箋を渡すところに飾ってありますので、
医療機関としてはかなり、環境の良いお店ではないでしょうか。
昨夜、今日の夕方から東京へ移動するために
溜まっていた仕事を片付けるために、
夕飯を食べてから午後9時ごろまで残業していましたが、
「朱鷺草と一緒にいる」と思うとあまりつらいことでは無かったです。
高村光太郎が、花巻郊外の「高村山荘」で雪降る中一人、
黙々と鯰などの木彫りを造っていたように、
昨夜の私の心の気持ちは「高村光太郎気分」でした。
一人、夜に作業していて、ときどき風の音が聞こえるとともに、
朱鷺草が暗闇の中にほんのりと命を咲かせているのです。