いよいよ今週の日曜日の25日に、仙台で不妊カウンセラーの
試験を受けます。
緊張してきました。
筆記試験と面接試験です。
「面接試験」が私の最大の関門です。
周りが女性のかたばかりなので緊張してしまいますし、
(不妊カウンセラーや体外受精コーディネーターの資格を受けるかたは、
若い女性の看護師さんや助産師さんなどが多いのです)、
私は性格的に「焦りやすい」のです。
ああ、どうしましょう。
先日の東京で開催された「カウンセリングスキルアップセミナー」では、
自分の技術に気がつきまして、これではいけないと思った次第です。
面接試験は、過去に2回受けたことがあります。
1回目は、星薬科大学に指定校推薦で入試を受けたときです。
緊張している私に試験官の先生が、
「君は山形から受験に来ているが、今日は今から帰るのかね?」
と聞かれまして、
「はい、今日は高田馬場のワシントンホテルに泊まっているから大丈夫です!」
と応えたら、他の受験生の皆にも爆笑で、入学してから、
しばらく「ネタ」にされていました。^_^;
2回目の思い出が、東京大学附属病院薬剤部の研修生の試験のときです。
このときの面接は、
そのときの薬剤部長の伊賀先生と副部長の澤田康文先生から、
「君は、好きな作家のところに「色川武大(いろかわたけひろ)」と書いているが、
これは誰かね?」
と聞かれ、開口一番
「阿佐田 哲也(あさだてつや)さんです!」
と応えたら、
伊賀先生と澤田先生が、ニコニコしながら、
マージャンをやる手つきで、二人揃って右手を上にあげてツモる格好をして、
「ああ、マージャンの神様で有名な人ね」と言われたことを思い出します。
(色川さんの作品はどれも素晴らしいですが、とくに好きな一冊は「百」です。私はいつの日にか、この目で伊吹山を見に行きたいと大学時代からずっと思っています)
その試験も和やかに合格しました。
人生通算3回目の面接試験ですが、今回は「山形も麻雀」も話には
出てこないのであります。(多分)。
駄洒落に逃げていくことも通じず、ガチンコ勝負だと思いますので、
緊張しながら口頭で応えていくと思います。
でも、本当に過去に私がまさか、このような資格にチャレンジするように
なるとは夢にも思わなかったです。
「人生に何を期待するかではなくて、人生が生きるということから何を期待しているか」(「夜と霧より」)
が私に問い問われているとことだと思いますので、
自分の人生にも回答するつもりでがんばってくる所存です。