おはようございます。
土屋です。
すっかり精神科医の高名な先生お二人のお話を、
ちょうど一番前の席で一生懸命聞いていたので、
私も認知行動力が上がりまして、とあることを思いまして、
思い切って私の東大病院時代の恩師2人にメールしてみました。
(一人の私の知り合いの先生は、なんと私の母校で教授になっているんです)
(今朝、紹介する先生もT薬科大学で教授になっています)
さて、泣きそうになるくらいに感激、感動していることを紹介しますね。
…
土屋君の連絡先がわからず、報告してないかもしれませんが、
下記の論文がパブリッシュされています。
知っていましたか?
土屋君の名前も入っていますよ。
Yamada, Y., Takayanagi, R., Tsuchiya, K., Ito, K., Sawada, Y., and Iga, T.:
Assessment of Systemic Adverse Reactions induced by Ophthalmic β -Adrenergic Receptor Antagonists based on Receptor Occupancy.
J. Ocular. Pharmacol., 12(3):235-248(2001)
…
師匠は、この豪華な執筆陣に一介の研修生で、
先生の論文を縁があって手伝った私の名前をしっかりと登録してくれていました。
「Tsuchiya, K」
これが私です。
これは、ベーターブロッカーの点眼液による
全身への薬物動態を調べた研究です。
昔でいえば、チモロールみたいなものです。
βブロッカーの点眼剤で副作用でアメリカで心臓に負担がかかって
死んだ人がいた…などという、目薬の体内への吸収の度合いを調べたものです。
製薬会社の研究者のかたや、眼科の先生方でしたら臨床上、
よく取り上げられることがご存知だと思います。
私の名前の前後を固めている先生方は、
「日本薬学会の大リーグ」「偉大な人たち」です。
知っているかたは、凄さが分かると思います。
泣ける話です。
師匠、ありがとう…
人生の中で薬理のことで公(おおやけ)に論文に名前が載っていたなんて、
まだまだ、やれることがいっぱいありそうです。
さあ、今日も思い込みを捨ててがんばりましょうか。
(恩師の家にも数回遊びに行っていました。年は離れているけれども、性格が合うんですよ。そういう師匠関係ってありますよね。今日は感動です。)