ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

カンジダ膣炎と漢方

おはようございます。

土屋です。

山形は、残暑も終わって、めっきり冷え込んできました。

ほとんど、まだ10月なのに、11月のような

底冷えがします。

鹿児島県の暑さが懐かしいです。

そういえば、当店には鹿児島県出身のお客様がいらっしゃいますので、

先日は、鹿児島からの帰りもあって、話に花が咲いてしまいました。

鹿児島のコンビニは、エブリワンでセブンイレブンは無いとか、

そのお客様のおばあちゃんの家は、「世界一温泉」のすぐ近くだとか、

盛り上がってしまいました。(笑)

来年も、ぜひ九州に行きたいと憧れを抱く今日この頃です。

さて、今日の嬉しい話は、カンジダ膣炎が治って

再発しなくなったお話です。

カンジダ膣炎のような、カビの一種の病気でも

中国漢方では、通常は「湿熱(しつねつ)」や「痰湿(たんしつ)」と考えて

対策を立てていきます。

カンジダ膣炎で無くても、普段から、おりものが多い相談も可能です。)

そのお客様の場合には、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)もございましたので、

PCOS痰湿(たんしつ)型だろうと推測していましたら、

やはり舌に少しだけ白い苔が多かったですので、

痰湿(たんしつ)」を解消する方法と「血の道症」対策の2つをお勧めしました。

今年の平成19年5月からの相談ですが、今月10月まで

久しくカンジダ膣炎になっていないとのことで、

良かったなあと嬉しく思いました。

以前にも、5~6年前ですが、夏に家族で海水浴に行ったところ、

それからカンジダ膣炎を発症して、なかなか治らずに困っているお客さまが

いらっしゃいましたが、その方には、「カンジダ膣炎湿熱(しつねつ)」タイプとして、

体に溜まった「湿熱(しつねつ)」の解消と「血の道漢方」をお勧めして、

1年くらい今期よく服用されまして、カンジダ膣炎も治りまして、

子宝にも恵まれて、ご出産されました。

カンジダ膣炎のような、 痒い、臭い、ジメジメしているようなものは、

中国漢方の対策は、「湿気(しっけ)」と「熱(ねつ)」による炎症と考えて、

「湿気」と「熱」だから、これは「湿熱(しつねつ)」と呼びます。

「湿気(しっけ)」というものは、体の下のほうに下がっていく方向性があるので、

膣あたりの炎症にも、これは体の下のほうだから、

「湿熱(しつねつ)」と考えていきます。

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<2007年10月13日 昼時の月山>

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<りんごと若木山>