こんにちわ。
土屋です。
秋冷日増しに加わる頃ですが、皆様元気でお過ごしでしょうか。
最近は、お客様から教えられることが多いのですが、昨日は「風邪の漢方」で感激しました。
よく風邪の初期に、「のどが痛くなる」ことが多いですが、そんなときの私の対処法は、天津感冒片(てんしんかんぼうへん)という青い箱の「のどの痛み」によく効く漢方をすぐに服用します。
と同時に、1錠をトローチ代わりに舐めます。
するとこれが、良く効くんです。
通常は、天津感冒片は1回4錠の服用ですが、症状に応じて私の場合には、1回6錠くらい多めに服用です。
それにプラス、天津感冒片という名処方の漢方をトローチ代わりに舐めるのですが、効かない訳はありません。
大体は、これで見事にすぐに「のどの痛み」が治りますので、滅多に風邪をひくことはありません。
消炎剤や抗生剤や解熱剤などを、いたずらに消費するよりも、天然の漢方で、「きれいに風邪を治す」ことは、自然治癒力を高め、病気を治す練習にもつながりますのでお勧めです。
さて、冒頭で紹介したお客様は、やはりご自身がのどが痛くなって、すぐに天津感冒片を服用して、1錠をトローチ代わりに舐めましたら、きれいに速攻で治ったそうです。
ご主人様も、鼻水とのどの痛みがある風邪をひいたのですが、最初の初期段階で、天津感冒片と小青竜湯を服用させたら、翌朝にはケロッと風邪が治ったそうです。
もともと中医学の利点は、
「理論が分かりやすい」
「抗生剤や解熱剤を使わなくてもすむ」
「自然治癒力を上げる」
などが挙げれられ、とくに家庭の主婦である女性のかたは、「一家の主治医」になれるべき存在です。
「全国のお母さんに中国漢方を!」という、昔、猪越恭也先生に教わった言葉を思い出して、ジーンと感動してしまいました。
外国へ行く乾燥した飛行機の中や、ドライブで遠距離を走るときなど、私の場合には、天津感冒片が無いと不安になってしまうくらい愛用しています。
でも私の場合には、薬剤師としたら本当に薬を持ち歩かないで旅行に出掛けたりするので、仲間には「使えない薬剤師」と思われているかもしれません。(苦笑)
(調剤薬局を経営している友人は、それこそ薬をさまざま持って旅行に行くし、漢方などをしている薬剤師の友人たちも、さまざまな漢方を旅先に持って行くのです。)
最後になりますが、
「カゼ、早く治そう!」
や
「季節で変わるカゼの特徴を知って予防対策」なども参考になりましたら、幸いです。
残暑が終わったら、急に寒くなったので、世間では「カゼひきさん」が多くなっています。
ぜひ天津感冒片(てんしんかんぼうへん)を利用して、風邪の予防を実践してみてください。
今までの過去の体験が「何だったのだろう」と目から鱗ですよ。
<2007年9月23日 奥入瀬渓谷 「銚子大滝」>