こんにちわ、土屋です。
子宮外妊娠で、流産された方の相談を昨年2月にお受けしました。
子宮の右側の間質部に絨毛の組織が残っているとのことで、
1)次回の出産時は、帝王切開となる。
2)右の卵管をとりたくない。
という相談でした。
絨毛が残っていると、つねにHCGが高くなること。
ごくまれに、悪い組織にもなることがあるそうです。
という真剣な相談で、私も初めて相談する内容でしたので、
必死になって考えました。
淤血(おけつ)を解消することを目的にしました。
○当帰(とうき)製剤
○丹参(たんじん)製剤
○水蛭(すいてつ)製剤
と3つお勧めしました。
その後、2~3ヶ月お続けになっていて、連絡が無かったのですが、
今年になって、最近連絡を頂いたところ、病院で経過観察をしているが、
結局 卵管の切除をする必要が無くなったとのことでした。
今後は、まだ前回の妊娠のときの絨毛組織が間質部に残っているので、
つまり子宮が完全にきれいになっていないとのことで、
再度 活血化淤(かっけつかお)を中心にお勧めすることにしました。
経過がより良くなれば、と期待しています。
<2008年1月17日 若木(おさなぎ)神社は雪模様>