おはようございます、薬剤師の土屋幸太郎です。
昨日に引き続きまして、朝から電話のベルがリーンとなりまして、今日は「足腰の漢方相談」でした。
「友人のIさんからの紹介なんです。
Iさんがね、以前は前かがみになって歩いていたのに、先日お会いしたら、すたすたと歩いていたんです。
どうしたの?と聞いたら、秘薬を飲んでいるって言うんです。
それで、5日間だけその「秘薬」を飲んだら、私も足のつっぱりがあったのが、治ったんです。
今度お会いするときに、Iさんから、「また持ってきてあげる」と言われたんですが、もう待っていられなくて土屋さんに電話しました。」
ということでした。
78歳の女性の方Y様で、足の痛みで整形外科から、鎮痛剤の痛み止めと電気をかけてもらっているそうです。
11時と16時の時間帯に5日間服用したら、体調も良くなったそうです。
Y様との電話が終わり、しばらくしたら、ご紹介者のI様から直接にお電話がありました。
「先ほど、Yさんから電話がありましたか?
本当は、私が体調が良くなったお礼に手紙を書こうと思ったのですが、電話しました」
Yさま64歳で明るい性格の方です。
Yさま曰く、
○今年の4月から漢方を服用して、起床時の膝の痛みなど、足腰がすっかり良くなって、歩けるようになりました。
○筋肉もついて、体が丈夫になってきました。
○歩けるようになりましたので、体重が減ってきて、腰周りも減ってきました。
○嬉しいことに、昨日に血糖値が154から、103に下がりました。
IさまとYさまは、仲良しの友人で、劇場に行くために駅で待ち合わせをしたのですが、その時に、すたすたと颯爽と歩かれるIさまを見て、Yさまが「どうしたの?」と興味をもたれたことが発端のようです。
今日は痛みが良くなって、颯爽と歩かれて、劇場にも行けるし、血糖値やダイエットなど体全身の健康状態も改善されたお客様からの紹介のお話でした。
「人は足腰から衰える」とありますから、仲良しの友人同士で、自分が飲んで体に良かったものを教えあい、そして歌舞伎などの公演に出掛ける人生は素敵だと思います。
いつまでも若々しく、興味を持つことが「ロコモティブシンドローム(ロコモ)/運動器症候群」の予防にもつながっていきます。
<2008年6月7日 モモバキキョウ>
土屋薬局ではロコモの予防に積極的に取り組んでいます。
さあ、元気に歩けて楽しい生活を!
中医学、漢方ではロコモティブシンドロームなどの足腰の弱り、筋力の衰えは「腎」の弱りと認識しています。
「腎」は五臓の腎に相当しますが、骨や関節などの運動器に直接に関係している臓器です。
腎が弱ければ「腎虚(じんきょ)」といい、骨や関節が弱くなり、頭髪が薄くなったり、白髪、脱毛、耳鳴り、難聴、目の老化、頻尿、精力減退など体全身の弱りに直行します。
いわば加齢、エイジングの問題になります。
補腎をすることにより鶴のような細い足で歩くにくい、前を歩くにもヨチヨチ歩きで歩行器を使うなどは、漢方で丈夫にして改善する可能性が大いにあります。
同時に「筋(すじ)」の弱りは「肝」の弱りとも認識しています。
膝痛などは「肝」の弱りも関係しています。
いわば肝腎(かんじん)要の弱りになりますので、お困りのかたは遠慮なく土屋薬局まで漢方相談をお寄せくださいませ。
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「膝の痛み絶対解消大辞典」です。
年配のかたの膝の痛み、若い方のマラソンやフラメンコなどの運動による膝痛、O脚による膝痛、軟骨のすり減りなど膝や足腰でお悩みのお客様が多いです。
病院の治療などうまくいかないときなど、ぜひ土屋薬局まで膝痛の漢方相談をお寄せください。
「膝痛と漢方」こちらも参考にしてください。