ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

生殖補助医療の有用性と限界(6) …難治性の不妊症に対する治療的なアプローチ

生殖補助医療における妊娠成立の考え方

<生殖補助医療における妊娠成立の考え方>

─妊娠成立ライン─

個人の妊娠能力+胚培養技術+医師の技量

個人の妊娠能力を上げるには、漢方の力も大きいと思う。

○40才以上の生殖補助医療妊娠率

近年、44才、45才、46才と高齢で妊娠される方が増えてきた。

最後に

難治性の不妊症に対する治療的なアプローチは現在、手詰まり状態であまり行われていません。

ここ2~3年、44才~47才で妊娠される方を経験するようになりました。

以前では絶対になかったことです。

このような方においては、日ごろ状態が悪くても突然、その時だけ卵子や子宮内膜の状態が最高になっていました。

その原因は不明ですが、ヒトの身体の奥深さを感じています。

すでに不育症とではその原因として、ストレスが認知されています。

不妊症でにおいても、今後は非西洋医学的な観点からの治療的なアプローチが不可欠であると考えています。

妊娠の成立には、まず本人の妊娠能力を高めることが大事で、生殖医療はこれを手助けするに過ぎないからです。