ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

北海道湯破ツアー。知床 酋長の家と野田知佑、日本の川を旅する。

本日8月5日に土屋薬局 中国漢方通信メールマガジン第94号を刊行しました。

その中の編集後記に写真を載せて紹介させて頂きます。

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●● 5.編集後記 「知床と日本の川を旅する」

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7月の三連休に20年ぶりくらいに北海道へ行きました。

昔、学生時代に札幌・手稲のおばさんの家によく遊びに行っていました。

当時はスキーブームでしたから、天狗山や手稲オリンピックスキー場、マウント・レースイ、オーンズスキー場などに足繁く通っていたものでした。

山形出身の私は、「山形といえば、蔵王蔵王と言えば、海和」と呼ばれたそんな時代です。

さて時は流れ、平成の北京オリンピックを迎えようとしている年に、今度は八戸からフェリーで苫小牧へ上陸との運びになりました。

金曜日は、午後3時に仕事を早退して、一路東北道を「北北東に進路を取れ」で北上です。

八戸は友人たちが沢山いる街で、私の世話を焼いてくれます。

フェリー埠頭で待ち合わせ。

午後10時出港なので、それまでの時間は「ユニバース」に立ち寄って、札幌の友人へのお土産などを購入したりして時を過ごします。

フェリーといえば、鹿児島で桜島に行くときに乗りましたが、うどんを食べている間に到着してしまいましたし(笑)、飛島に酒田港から向かったときにはビールを飲んでいる間に着きましたので、8時間半も本格的に乗船するのは初めての体験でした。

友人含め私たち3人は「八戸組」で明日の朝6時半に苫小牧に着けば、前日から北海道に来ている東京組みと札幌在住のGさんに落ち合えます。

B寝台でゴーっという音を聞きながら眠りに入り、翌朝20年ぶりの北海道上陸となったのでした。

今回のツアーは、知床まで温泉を湯破(とうは)していくという壮大な計画で、

苫小牧→富良野→美瑛→十勝岳北岳→北見→知床。

最終日は知床から気合を入れて、苫小牧を目指すというロングランのドライブでした。

私たち温泉仲間の行動力、移動距離は半端ではないものを自負しておりますが、私たちのレンタカーは2000キロを越えたらしいです。(笑)

もちろん温泉も素晴らしかったですし、何より車窓の景色が素晴らしかったです。

富良野、美瑛も良かったし(富良野では、「北の国から」で宮沢りえちゃんが入浴していた露天風呂にも入ってきました)、いわゆる「北海道らしい道」を沢山体験してきました。

中標津町あたりの真っ直ぐな道。

本当に一直線だ。

周囲は草原に囲まれ、牛たちが放牧されている。

知床のオホーツク海を眺める道。

鹿が周囲を歩いている。

最後に個人的に強烈だったのは、知床で「酋長の家」という民宿に泊まった時のことです。

サイン色紙が飾ってあって、なんと「日本の川を旅する」と書かれていました。

あのカヌーで有名な、ガクと川を下っていて椎名誠さんとも有名な野田さん─私の青春のヒーロー─の代表作の「日本の川を旅する」を、ここ知床半島で見るとは!

女将さんの話では、最初は知床のホテルに泊まっていたが、つまらないのでこちらの民宿にやって来たこと。

そして、野田さんはカヌーで知床を一周したこと

「酋長の家」でアルバイトしていた若者たちも、「はい!僕たち、野田さん大好きです!」と答えたら、野田さんが喜んでいたことなどのエピソードも聞きました。

知性と野生を持つ男。

それが野田知佑さんです。

北海道の富田ファームのラベンダーや東川町から眺めた大雪山の風景も忘れがたく、北海道らしい夏の空、夏の雲も印象的でした。

北方領土の国後半島も眺められたので、感動をいろいろ体験した「北海道湯破ツアー」でした。

編集長 土屋幸太郎

八戸からフェリーは一路苫小牧を目指す

<2008年7月19日 八戸からフェリーは一路苫小牧を目指す>

美瑛「赤い屋根のある丘陵」

<2008年7月19日 美瑛「赤い屋根のある丘陵」>

知床・酋長の家

<2008年7月20日 知床・酋長の家 「日本の川を旅する」>