心と体の相談処 土屋薬局ブログ

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習慣流産。過去3回流産の中医学、漢方対策

こんにちは、薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

お盆期間中ですが、元気に漢方相談しています。

さて、昨日に初めての不妊症、不育症の子宝の漢方相談のお客様が、平成18年と平成19年に過去3回流産された体験をお持ちでした。

お年は35歳なのですが、当店の漢方を服用されてご懐妊されたお客様からのご紹介だそうで、

「土屋薬局に相談に行った?」

といつも言われ続けていたそうです。

「話すと面白い先生だよ」というコメントも頂いたそうです。

さて、舌ベロの状態を見ますと、けっこう歯型がついていて歯痕(しこん)と呼ばれる状態です。

舌の苔は、生えているところと生えていないところがあります。

これは地図状舌または花剥苔(かはくたい)と言って、胃腸が慢性的に弱いのです。

主人と二人で舌ベロを見せ合いっこしていましたが、やはり子供の頃から胃腸が弱いことが気になっていたそうです。

流産の原因は検査してもとくに異常はなく、受精卵の染色体異常の問題でしょう、とのことでしたが、中国漢方の考え方では、「受精卵は気血(きけつ)が支える」と認識しています。

つまり胃腸が弱いと、体の元気の源「気」の不足と血液の源「血(けつ)」の両面から不足がちで、受精卵を育てにくい、着床しにくい体になりやすいのです。

同時に、普段からため息が多かったり、抑うつ傾向が強ければ、気の流れが鬱滞してしまいますから、気の不足と同時に「気鬱(きうつ)」という状態も発生しています。

抑うつ傾向が強いと流産しやすいという名古屋大学産婦人科の杉浦先生の論文もございますから、その面も説明差し上げました。

漢方的には、

○胃腸を丈夫にする漢方薬

○消化をスムーズにする漢方薬

○生理を整えていく漢方薬

○気の流れをスムーズにする漢方薬

という感じで、クラシカルな王道処方を提案させて頂きました。

あくまでも胃腸が弱いので、あまり胃腸に負担をかけずに同時に、妊娠しやすくなり、流産しにくい母体作りもテーマの漢方処方です。

「これは自信があります!」

と言い切れる漢方相談でしたので、自分的にも良い相談が出来たなあと思っています。

あとは紹介者の方も喜ばれるような、結果になって頂きたいと願っております。

我が家の朝顔。山形の夏も暑いです

<2008年8月12日 我が家の朝顔。山形の夏も暑いです>