今年の我が家の夏水仙は、他の家の夏水仙が咲いている頃も芽を出さず、「とうとう球根が腐ってしまったか」と母親と語り合っていて先行きを不安視していました。
過去の記録を調べてみると、昨年2007年度は8月10日─「夏水仙と薄荷と露草」─に咲いていたようです。
2~3日前からスコールのような大雨が降ることがあり、雨に地面が打たれ、球根に振動が伝わったのでしょうか。
とうとう今年も待ちに待った「夏水仙」が顔を地上に現しました。
秋を過ぎ、雪に埋もれた冬を越し、春を感じながら、今までどんな気持ちでこの地上の空気や暑さを想像していたのでしょうか?
百花繚乱のように鮮やかに咲くその姿は、夏の彩りそのものであり、一つの季節の節目を私たちに感じさせてくれます。
今日も暑い一日になりそうです。
残暑厳しい我が家の庭のご紹介でした。
<2008年8月20日 朝日に輝く夏水仙>