こんばんは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋です。
山形はここ数日間、雨降りで10月下旬のような気温まで下がり、私自身も風邪を引くかも?と気を引き締めたのですが、今日は久しぶりに残暑らしくなりました。
皆様も急激に寒くなったときには、体調を崩しやすいですし、病気にもなりやすいですから、睡眠時間などにも気をつけてお過ごししてください。
と昨日の午後6時過ぎに、ここまで文章を作っていたのですが、新規のお客様の相談が入り、今日の26日に再度コラムを作成しています。
最近、相談して思うことは、女性の方の身長が伸びていることです。
170センチを超える方が数名いらっしゃいますし、165センチを超える方も数名いらっしゃいますから、私が学生時代を過ごしていた20年前とは状況が変わってきていると思います。
きっと栄養などもだいぶ良くなっているのでしょうね。
さて昨日に相談に見えられたお客様は、平成11年から当店の漢方相談をご利用されています。
当初は、「頭髪に艶がない」「髪の毛が細くなっている」
「髪が抜ける(脱毛)」「顔のシミ」が気になる。
肌が乾燥しやすい。
痔もあって、排便のときに出血してしまう。
などのご相談でした。
当店からは、養血調経(ようけつちょうけい)で生理のリズムを整えて、同時に「養血潤膚(ようけつじゅんぷ)」にもなるような方針で、「生理のリズム」と「お肌のリズム」を整えることを目標としました。
女性の方は、「生理周期」も「お肌のターンオーバー」も「28日周期」ですから、共通のリズムがあるのです。
平成14年のときには、「ドキドキ」したり、「胸が苦しくなる」ことがあるとのことで、「停滞している体内の気の流れをスムーズにするような漢方」の併用もお勧めしました。
平成15年のときには、二人目のお子様をご懐妊、そして産後も体調良くお過ごしになられました。
「お肌」や「髪の毛のトラブル」も少なくなりました。
時は流れ、平成20年の昨日に、また久々にご相談に来店されまして、「ドキドキして息苦しくなることがある」というご相談でした。
安定剤も服用したりするのですが、やっぱり漢方で治したいそうです。
いつもと同じ処方になりますが、
○生理のリズムを整え、女性の健康を作る。
○女性の人は気が詰まりやすいので、気の流れをスムーズにする。
この2つを目標に、いつもの漢方をお勧めさせて頂きました。
得てして、ため息が多いとか悩みがち、自律神経失調症のような不定愁訴のような心身のリズムの不調は、女性の生理のリズムを整える観点や気の流れをスムーズにする観点から体調を整えていけば、良くなっていく可能性はかなり高いと思います。
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「女性の薄毛、抜け毛に育毛の漢方薬‥脱毛と白髪対策に」こちらも参考になりましたら、幸いです。
<2008年8月23日 「我が家の夏水仙」 雨にも負けず元気です>