おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日一日は、東京からの漢方相談のお客様が新幹線に乗って来店されました。
山形新幹線つばさで、さくらんぼ東根駅に午後1時18分に到着して、
帰りは午後3時58分で都合2時間くらいゆっくりと漢方相談をしました。
平日ということもあり、じっくりと相談できましたので良かったと思っております。
今後は自然妊娠できるよう、基礎体温などより一層整っていって頂きたいです。
以前は、東京からお客様が来店されますと「山形の田舎の薬局に東京からお客様が来る!」と驚いていたのですが、最近は山形新幹線もありますし、40代前後のお客さまたちの場合は、私と同じバブル世代ですから、「山形にはスキーで何回か来たことがあります!」という声を聞くようになってきました。
そういえば、今年のお正月1月4日に来店された茨城県のカップルのお客様たちは、結婚6年目でして、今まで大学病院や東京のクリニックなどで治療していたのですが結果が出ずにいたのですが、そのままご懐妊、ご出産となりました。先月あたりに吉報を頂きました。
当店の漢方を服用して2週間後にご懐妊が分り、喜んだことを覚えています。
ちょうど高温期の周期でしたので、そのお勧めした漢方が功を奏したそうです。
東京のクリニックでは、「自然妊娠は無理。体外受精でしか妊娠できません」と言われていたそうですから、嬉しさも倍増でした。
何故この話を思い出しかと言いますと、ご主人様がスキーの資格をもっていて、漢方相談後に蔵王に滑りに行ったからです。(笑)
(「新年の漢方相談会その後」に当時のことが書かれています。奥様は保健師さんでしたので、今まで不妊のときには、他人に母子手帳を渡していて、職業柄ストレスがあったのですが、ご自身が母子手帳を貰ったときには相当嬉しかったそうです。余談が長くなって、すみません)
さて夕方は、仙台から2回目のご相談のカップルで、
こちらもゆっくりと相談できました。
前回の初回の漢方相談は、悠長に周期の低温期と高温期に分ける「周期療法」の漢方をお勧めしていましたが、今周期は卵胞が育っていないとのことで、「卵胞の育ちを助ける漢方処方」に方針変更しました
さて、明日の10月11日(土)と12日(日)は東京虎ノ門で第23回不妊カウンセラー、体外受精コーディネーター養成講座に出席してきます。
○1日目2008年10月11日(土)
「欧米の状況から見たART時代における一般不妊治療の位置づけ」
国際医療技術研究所 荒木重雄先生
「不妊カウンセリングに求められているもの~コミュニケーションスキルとその対応例~」
あかぎけいこカウンセリングルーム 赤木恵子先生
「不妊を家族の視点から考える」
東京大学医学系研究科 山崎あけみ先生
「不妊カウンセリングに必要な臨床遺伝学の基礎知識」
聖路加国際病院 佐藤孝道先生
「生殖医療の将来─私の夢と現実からみなさんに伝えられること」
諏訪マタニティクリニック 根津八紘先生
○2日目2008年10月12日(日)
「体外受精コーディネーターの役割─16年間の実務経験で得たこと」
いわき婦人科 前田真知子先生
「着床前診断─その目指すもの」
慶應義塾大学 産婦人科 松岡浩先生
「卵管鏡下卵管形成術─一般不妊治療の最先端」
水戸赤十字病院 板垣智昭先生
「うつ診療の最新の動向─よりよき不妊カウンセリングのために─」
坂元薫先生 東京女子医科大学 神経精神科
日曜日の午後からは、そのまま広島に新幹線で移動。
日本中医薬研究会全国大会の懇親会に参加予定です。
今回も頑張って研修してきます!