おはようございます。
薬剤師の土屋幸太郎です。
昨日は仙台で南東北中医薬研究会の研修会がありました。
仙台からは今朝早朝に帰ってきたのですが、
仙台も雪が降りましたので、雪景色を見ながらのドライブで、
なんとなく爽やかな気持ちでいっぱいです。(笑)
さて最近はインフルエンザや風邪が猛威を振るっていますが、
当店のお客様Sさまから嬉しい報告がありました。
掲載許可を頂きました。
…
○平成21年1月30日
こんばんは!
インフルエンザが猛威を振るっていますね。
我が家は今のところ大丈夫ですが、私が久々に風邪を引きました。
2日前から悪寒と喉の痛みで、葛根湯と天津感冒片を飲んで一汗かきました。
板監茶でうがいもしていますが、午後になると微熱が出て
喉の痛みはずっと残っています。
年度末も近づき、何かと幼稚園や学校に行く機会が多いので、何かお薬があったらお願いします。
この冬、新たに二名に漢方(特に板監茶)をご紹介しました。
たまたま二人とも副鼻腔炎の顔面痛と頭痛のピークでしたが、
板監茶でうがいをして、10分ほどおしゃべりをしている間に
「あれ!?痛みがなくなってる!!」と大喜びでした。
それからは家族中でせっせとうがいをしているそうです。
お母さんは、お子さんの通院回数が激減してとても喜んでいました。
では宜しくお願いします。
…
Sさまの素晴らしいところは、悪寒と咽喉の痛みの2つの症状に、
葛根湯と天津感冒片の2つを合方して服用したことです。
○悪寒(おかん)→風寒(ふうかん)証→葛根湯で体を温めて汗をかいて治す。
○咽喉の痛み→風熱(ふうねつ)証→天津感冒片で咽喉の痛み、炎症を解消する。
本当に素晴らしい風邪の漢方養生法で感服した次第です。
漢方的センスが良い服用方法です。
板藍茶のうがいも上手にしていますので立派だと思います。
お子様の風邪予防に、かなり役立っているそうです。
(午後からの微熱には、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)などを紹介させて頂いています。)
<2009年2月2日 「椿」 土屋薬局店内>