テレビ電話で昨夜、勉強会がありました。
東京や長崎など全国の薬局の回線を結んでの勉強会です。
昨日のテーマは、症例検討でチョコレートのう胞のお客様の検討会でした。
とある漢方薬局に来店したお客様の症例を、みんなで検討しよう!ということが趣旨です。
私の意見を要約しますね。
子宮内膜症、チョコレートのう胞は以下のように分析できます。
1)淤血(おけつ)による血行不良
2)炎症による熱
3)冷え性による寒(かん)
4)免疫異常
1)の淤血とは、「痛み、しこり、黒ずみ」を特徴しています。
子宮内膜症、チョコレートのう胞、子宮腺筋症などは、すべて淤血(おけつ)がベースにあると考えられます。
2)炎症は、熱がこもっていると考えられます。
これは皮膚に熱があるアトピー性皮膚炎と同じような感じで考えて、清熱解毒(せいねつげどく)の方法を用いていきます。
私が最近、お客様にお勧めする方法で、子宮腺筋症にも役立ちます。
3)体質的に冷え性の方も多いですから、冷え性を和らげることにより、疼痛などの痛みや体質改善につなげていきます。
4)子宮内膜症は、免疫異常説があります。粘膜の異常を正常にもっていく方法です。
など自分の番では、そのようにお話させて頂きました。
20時から始まって、21時40分ごろまで熱の入った勉強会の報告でした。
<2009年3月18日 東根市営団 「剪定の春」>
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「子宮内膜症、子宮腺筋症でしたが漢方のおかげで妊娠出産」 こちらのコラムも参考になりましたら、幸いです。