腰痛の相談がありました。
50代の男性です。
長年、腰痛があり、年に一度はギックリ腰になるそうです。
冬になると腰が痛くなります。
腰の体操、リハビリ、マッサージなど試しているがすべて奏功しないそうです。
重い物を持つと腰が痛くなります。
踵(かかと)も痛みがあるそうで、しびれがあるとのこと。
漢方相談では、補腎(ほじん)をしながら寒邪(かんじゃ)を追い払う方法を選びました。
2つの漢方を組み合せていきます。
1つは、風寒湿邪(ふうかんしつじゃ)を駆邪し、血流を改善して、足腰の痛みやしびれを改善する漢方薬。
もう1つは、補腎益精(ほじんえきせい)といって腎精(じんせい)を補う漢方薬。
前者は痺証(ひしょう)といって痛みやしびれを改善する方剤で、後者は、いわば若返りの妙薬的な意味合いもあります。
白髪や抜け毛、耳鳴り、足腰の弱り、お肌の乾燥やそして「腎精」不足ですから、「腎精虚(じんせいきょ)」の精力減退にも効き目があります。
起床時の腰痛、いわゆる「寝腰」や踵(かかと)の痛みなどは、「腰は腎の府」としてより補腎(ほじん)を強化することは、すべての症状の改善に有効です。
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閑話休題
<2010年1月31日 岩手県・松川温泉>
松楓荘に泊まって前夜や満月の雪見風呂でした。
朝を迎えて、名物の洞窟風呂に行きます。
雪景色がたまりません。
雪に覆われた観音様。
丁寧に雪かきしてあります。
これが洞窟風呂です。
ワイルドな感じで、雪の季節は最高だと思いました。