ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

AIH(人工授精)について

不妊症で漢方相談をしているお客様から人工授精(AIH)を2回目をしていて結果待ちとお聞きしました。

子宝漢方も併用されている方で、子宝漢方では排卵のリズムを整え体の冷えを和らげたり、血流を改善して着床促進効果を狙った処方をお勧めしています。

そこで2009年の第八回日本不妊カウンセリング学会のときの梅ヶ丘産婦人科 辰巳賢一先生の講演の内容を紹介しました。

テーマは「自然に近く負担の少ないAIHを見直そう」でした。

AIHの自然周期での妊娠率は5・6%、クロミッドを併用すれば6・1%、クロミッド+HMGで8%になるとのこと。

IVFの後に人工授精で妊娠した患者さんもいた。

梅ヶ丘産婦人科さんでは、自然周期の人工授精を5回してから誘発剤+人工授精を2~3回。それからART(体外受精)に進むそうです。

AIHは、性交障害、子宮頸管因子、男性因子、原因不明不妊排卵障害のときに有効です。

辰巳先生は「AIHはもっと評価されて良い治療法だと思う。当院ではほどんとは自然周期で行っているが、妊娠率は決して低くありません。体に対する負担も費用も、体外受精に比べればはるかに少なくて済みます。当院の妊娠例の20%はAIHによる妊娠です。」とお話されました。

IVFは1978年に初めて実施され、35歳を超えると妊娠率が落ちてくるのでその場合にはARTが良いこと。

35~40歳はARTを考えたほうが良い。

若い人は一般不妊治療が良いことなど示唆されました。

当店でも漢方とAIHの併用で、かなり妊娠されて「漢方療法の併用も役立つなあ」と実感しています。

当店では皆様のご利用、ご相談をお待ちしております。

大石田川前地区

<2010年8月8日 大石田川前地区>

大石田の最上川の眺め

最上川は県内を流れていますが、個人的に「大石田最上川の眺め」が気に入っています。

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