<お客様からの嬉しい声がゾクゾクと> 妊娠、出産しました!
おはようございます。薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形県東根市神町の土屋薬局では日頃から不妊症の子宝の漢方相談が数多く寄せられています。
多くのお客さまに喜んでいただいています。
病院での不妊治療がうまくいかないことで西洋医学一辺倒から東洋医学、不妊症への漢方パワーを期待されるお客さまが増えてきました。
そろそろ平地でも雪が降る季節になってきました。
タイヤ交換もしたし雪囲いもしたし冬への準備は万全です。
さて土屋薬局中国漢方通信メールマガジンより転載します。
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●● 1.巻頭コラム 「そんな苦しみを乗り越えての妊娠報告。本当に良かったと思っております。」
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Aさまより掲載許可を頂きました。
Aさまからは以下の感想を頂いています。
「かわいいアルバムありがとうございました。
大切に使わせて頂きます。
私の今回の治療で終わりにしようと思っていた時に無事に奇跡的に妊娠しました。
不妊治療の一番大きい負担は精神的な面と経済的な面です。
どこまで続くか分からない治療を後何年続けたらいいのかと、いつも心の何処かで考え ていた気がします。
仕事をしながらの通院。職 場の理解がなければ無理な時もありましたが、強気で休みを取りながら治療を続けました。
最後と思えば人間怖いものが 無くなっていました(笑)
不妊治療に早く保険が適応される事を一番に望んでいます。
これからも宜しくお願いします。」
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○平成21年2月1日 初めての不妊症の子宝の漢方のご相談です。
体外受精での子宝漢方相談です。
Aさま 38歳
不妊治療を3年しています。
FSHが20・9と言われ下げたいです。
FSHが高い漢方相談です。
1年前からFSHが高い状態が続いていて大学病院婦人科に通院しています。
寒がり、冷え症で時々耳鳴りがします。
寒いときに肩こりになりやすいです。
初潮年齢は13歳で月経周期は33日。
生理の量は若干少なくなっています。
来年、体外受精での顕微受精を予定しています。
FSHが高いので妊娠の可能性が非常に低いと言われ、精神的に参っています。
主人の精子の運動率もあまり良くないのですが、私の年齢が一番と言われました。
顕微授精をするまでに、少しでもFSHを下げたいと思っています。
土屋薬局からは、養血調経で血流たっぷりの漢方薬と補腎益精の漢方の2つをおすすめしました。
補腎薬は、魚の浮き袋と植物の種類が配合されている新しいタイプの漢方です。
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○平成21年2月18日
不妊治療の検査結果で受精までは異常がないのですが、着床が出来ていないと言われました。
着床がきちんと出来ないと絶対妊娠も出来ません。
どのように体質改善すればよろしいでしょうか?
土屋薬局からは、ほかに違う種類の補腎益精(ほじんえきせい)の漢方を紹介
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○平成21年4月3日
今周期はクロミッドを1日1回(朝)に服用していますが、卵の発育が少し遅いと言われました。
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○平成21年5月8日
体調の変化で最近便秘気味になってきました。
ウオーキング&半身浴を3月中ぐらいから始めました。減量中です。
また、今月はFSHの値が下がっているか凄く不安な気持ちで主人も私も検査日を待っています。
では、FSHの良い結果が報告出きるように祈ってくださいね。
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○平成21年8月10日
ご無沙汰しています。
実は、本日良いお話があります。
妊娠しました。
現在(本日)妊娠5週目と2日だそうです。
不妊治療を開始し5年本当に長かったです。
出口の見えないトンネルの中で、生理が来る度に泣いていました。
もう、諦めようと何回も何回も思いました。
自分との戦いを何時まで繰り返したら終わりがくるのかと、メンタル面でも疲れていました。
そんな苦しみを乗り越えての妊娠報告。
本当に良かったと思っております。
○現在の症状は、体外受精の後で卵巣がまだ腫れているせいで、お腹が張っています。
お腹が張っているので食事があまり欲しくないです。
○5年前に自然妊娠で染色体異常で流産を経験しています。
今後どの様な漢方を服用すれば宜しいでしょうか?
宜しくお願いします。
また、ありがとうございました。
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○平成22年11月19日
ご無沙汰しております。
ちょうど一年前に妊娠報告をさせて貰い、つわりがきつい為漢方をお休みしていました。
現在双子の赤ちゃんの6ヶ月を過ぎ元気に育っています。
来年の5月に向け漢方を再開したいと考えています。
まだ、母乳を与えているのですが、漢方を服用しても大丈夫なのでしょうか?
宜しくお願いします。
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編集長より一言
40歳前後のお客様でFSHが高くて体外受精も思うように採卵できなかったり、うまく着床できないケースの漢方相談はけっこうあるように思います。
中医学での考え方は2つあります。
1)女子は血(けつ)をもって本となす
女子は生涯の間に「生理、妊娠、出産、授乳」と血液を消耗しますので、血を補っていくことが生理の安定や排卵のリズムに大切なことです。
2)腎は精をつかさどる
腎は先天の精を蔵しています。
年齢が上がってくるにつれピークに達し、やがて「腎精(じんせい)」が減ってきます。
女子の場合には、7歳ずつ成長、老化していきます。
たとえば14歳(7歳×2)は初潮が来て、28歳(7歳×4)は女子のピークの時期で、35歳(7歳×5)から衰えてきて、42歳(7歳×6)から閉経に向かっていきます。
ですから、補血(ほけつ)して補腎(ほじん)をすることは、基本原則2本柱になりますので最低限、そちらはマストで抑えていくとFSHが高いときなど効果的だと思います。
<2010年12月10日撮影 赤い屋根のある風景 大森山>
甑岳もうっすらと雪化粧
Aさまご一家のご健康とご多幸を祈念申し上げます。
寒い冬にも負けずにお子様、すくすくと成長していって頂きたいです。
少々早いですが、どうぞ良いお年をお過ごしくださいませ。
このたびはおめでとうございました。