ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

年末年始のニュースレターより…○カゼ薬は症状によって使い分けるもの…涼解楽と潤肺糖漿を紹介します。と老化予防のポイント

おはようございます。

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形は今日は晴れています。

先ほど、福島から神町に転勤になったお客様と漢方相談していましたら、「山形は雪が多くてビックリしました。福島市は雪が降らないものですから」という感想を頂きました。

つららがバリバリにできて、冬の毎日を彩ってくれている─今朝に駐車場に雪かきをしましたら、鳥たちが降りてきてしきりに水遊びをしていました。

陽射しも上がってきて、駐車場からは水の温かさで「もや」が発生して、なかなか美しい風景でした。

冬を楽しんでいこうと思います。

さて土屋薬局では許可を頂いたお客様にニュースレターを配布しています。

年末年始号の私の文章より。

年末年始特別号 

今年一年間ご愛顧ありがとうございました。

クリスマスの大雪ですっかり銀世界になった山形です。

今年一年を振り返りますと、私は結納・結婚と人生のステップを踏めて良かったなあと思っています。

昨日の日曜日に妻と二人で薬局の駐車場の雪かきをしまし たが、寒い中にも一緒に作業してくれる人がいて「幸せ」と思いました。

来年も家庭に仕事にと頑張っていきたいです。

こうしてニュースレターを読んで頂けるお客様たちもいらっしゃって有難いです。

今年一年間どうもありがとうございました。

年内は31日まで営業、来年は1月3日から営業しています。ご愛顧よろ しくお願い致します。

どうぞ皆様、風邪などお召しになりませぬよう、お体冷やされませんよう、ご自愛くださいませ。

良いお年を!

中成薬セミナー

○カゼ薬は症状によって使い分けるもの…涼解楽と潤肺糖漿を紹介します。

私、土屋幸太郎が最近お世話になっている漢方でお客様にお勧めしたいものは、涼解楽(りょうかいらく)です。

涼解楽はのどの痛みや発熱、からだの痛みなどによく効き目があります。

結婚式の終わった後にハネムーン出発前日にカゼで一日倒れてしまいましたが、涼解楽でスッキリ汗をかいて治ることができました。

涼解楽12包 2100円です。

(天津感冒片と同じです。違いは天津感冒片は錠剤で、涼解楽はエキス剤です。)

次に大好きなものは潤肺糖漿(じゅんはいとうしょう)です。

咳全般に効き目のある漢方で、液体で飲みやすいです。

のどの痛みにもよく効いて、スーッとしてのどの調子が良くなります。

ネムーンにも持って行ったのですが、150ml(1980円)なので、残念ながら機内持ち込みが100mlまででできずに、帰りのヘルシンキ空港で没収されてしまったことは懐かしい思い出ですが、ロンドンやパリでも潤肺糖漿や涼解楽にはお世話になり、お蔭で楽しい思い出に残る新婚旅行になりました。

当店のお客様でも1か月間咳が治らなかった、抗生剤を3種類も服用しても治らなかった咳がきれいに治ってファンになった方がいらっしゃいます。

そのほかのカゼの漢方の使い分けは、

○背中がゾクゾクする寒けのカゼ→葛根湯

○薄い透明な鼻水、水っ鼻→小青竜

○“漢方の抗生剤”インフルエンザ対策、予防に→板藍茶

○風邪をひきやすい、疲れやすいなどの体質改善に→衛益顆粒

○下痢や吐き気などの胃腸型感冒に→勝湿顆粒

漢方薬で全身の老化を食い止める!

人は「目、耳、、骨、血管、抵抗力の衰えや劣化」と年をとるにつれて、さまざな不調が現れやすくなります。

この5つのポイントをできるだけ健全に保つことがアンチエイジングの具体的な方法であると言えます。

老化予防のポイント その1→補腎(ほじん)

五臓の「腎(じん)」は目や耳、髪の毛、生殖、足腰などすべての老化に関係しています。

老化には個人差があるのは中国漢方では、「腎精(じんせい)」の差とも考えています。

代表的な方剤には、杞菊地黄丸や耳鳴丸、二至丹、海精宝などございます。

老化予防のポイント その2→活血化淤(かっけつかお)

「人は血管とともに老いる」と言われています。

体全身の血管の総延長は実に約10万キロで地球を2周半する長さになりますから、血液の流れを普段からきれいにしていくことはお勧めになります。

日本では冠心Ⅱ号方製剤として冠元顆粒(かんげんかりゅう)が中国の成都から輸入されています。

活性酸素を減らし、血圧を安定させる働きに優れています。

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<2010年11月2日 パリ カフェ>

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<2010年11月2日 パリ エッフェル塔