土屋薬局ブログ|子宝漢方、痛みしびれ、気になる不調

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

漢方でLUF(黄体化未破裂卵胞)の排卵障害を克服して

こんにちは!

薬剤師、国際中医師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形も晴れていて3月の陽気です。

雪解けの音もあちこちから鳴っていて、屋根からポタポタと雨水が落ちています。

さて、今日も2月27日の漢方研修・中国四川省行き前に「嬉しいお話」を掲載します。

今回のお話は、LUF、または黄体化未破裂卵胞で排卵しづらいお客様への漢方相談でご懐妊、ご出産の報告をもらった話です。

今回の漢方相談のポイントは周期療法で、生理期が終わったら卵胞期には補陰(ほいん)して、排卵期の陰から陽への転換期には疏肝理気(そかんりき)、活血化淤(かっけつかお)で排卵のリズムを促し、そして高温期(黄体期)に補陽(ほよう)するといった、うまく陰陽のバランスを図れるように。ということが終始一貫して目標でした。

低温期は「陰(いん)」で高温期は「陽」に相当するので、それぞて低温期には補陰、高温期には補陽。

排卵期は陰から陽に変化する時期なので、気の流れと血(けつ)の流れをスムーズにすることがポイントです。

体外受精しか手段がないと言われて悩んでいたのに・・・と思うと子供の顔を見ながらしみじみしてしまいます。」

Tさまより掲載許可を頂きました。

不妊相談でお世話になりました、Tです。

こんばんは。

遅くなりましたが、出産のご報告です。

11月12日に、3232グラムの男の子を無事出産いたしました。

妊娠中は、上の子の相手などハードに動いてましたが、出産までトラブルもなく、元気な子を産むことができました。

妊娠中も漢方薬を飲んでいたおかげでしょうか。

去年、LUF排卵誘発の注射も効かず、体外受精しか手段がないと言われて悩んでいたのに・・・と思うと

子供の顔を見ながらしみじみしてしまいます。

土屋先生にはいろいろとご相談にのっていただき、LUF(黄体化未破裂卵胞)の漢方の処方をありがとうございました。」

Tさまの初めての漢方相談が平成21年10月23日のときでした。

Tさま 35歳 二人目希望中です。

黄体化未破裂卵胞(LUF)でお悩みです。

5か月前からです。

汗はかきにくく、寒がりで手足は冷えるほうです。

食欲はあります。食事の量も普通です。

2007年10月に1人目を出産し、2人目を授かりたいのですが、基礎体温がきれいな2層にならず、高温期の体温が安定しません。

現在産婦人科に通院し、タイミング療法をしていますが、黄体化未破裂卵胞(LUF)が数回確認されています。

HMG注射で排卵を促していますが、1度は排卵できたものの、先月は未破裂でした。

なんとか自力で排卵できる体になりたいと思っています。

漢方の周期療法でLUFの改善は望みたいです。

当店からは養血調経や爽やかなお月様になれる漢方薬、またときによって植物と動物の王様級の主薬が並ぶ漢方薬や目に良いとされる漢方薬、気持ちを開いていく漢方薬とお勧めしていきました。

全般的な方針としましては、活血化淤(かっけつかお)をメインに、そして周期療法的に卵胞期は補陰(ほいん)、排卵期は転換期なので、理気活血(りきかっけつ)を、そして黄体期は補陽(ほよう)をすることに力を入れました。

4回目の漢方相談です。

平成22年1月22日 漢方相談日

先月、今月と2回排卵しました。

5回目の漢方相談です。

平成22年1月29日 漢方相談日

手足が冷えますので、桂皮末と乾姜末も試してみることにしました。

平成22年3月9日 漢方相談日

さて、今回の結果のご報告です。

市販の妊娠検査薬で、土曜と本日(月曜)、陽性反応がでました!

夢にまでみた妊娠です!

水曜に病院で診察を受ける予定です。

病院での注射や薬などの投与でなんとか・・というかんじですが、(今回は特に卵胞の育ちが悪かったので・・)

こちらの漢方で体質改善してきた効果もでたのだと思います。

ありがとうございました。

本日、D-41(高温期18日目)で、検査薬では土曜より濃いラインが出ているのですが、ちょっと心配なのが体温です。。

土曜まで、37度近くをキープしていたのですが、日曜から少し下がっており、本日は36.75でした。

先週までデュファストンを服用していたので、自力では黄体ホルモンを出す力が足りないのかもしれません。

このまま下がり続けるのではないかと心配で落ち着きません。。

今の状態にあった漢方薬がありましたら、ご紹介ください。

○平成22年3月17日 漢方相談日

お世話になります。

先週の水曜に、病院で診察を受けました。

病院の妊娠検査でも陽性で、超音波では6.5ミリの胎のうが確認できました!

一人目のときも、画像を初めて見たときはもちろんうれしかったんですけど、今回は排卵障害があって、通院など妊娠までの道のりを思うと・・・画像を見たときには、一人目とも違った喜びがこみあげてきました。。

妊娠できてとても嬉しいです。

さて、赤ちゃんを守る漢方薬についてのアドバイスいろいろとありがとうございました。

○平成22年4月3日 漢方相談日

本日、病院で検診を受けておきました。

今、8週目に入ったところで、おかげさまで経過は順調です。

赤ちゃんの心拍も確認できました!

来週に、母子手帳の交付を受ける予定です。

赤ちゃんとお母さんに優しい漢方薬

○平成21年5月22日 漢方相談日

お腹の赤ちゃんは15週になり、今のところ経過は順調です。

来週には5ヶ月目、安定期に入ります。

赤ちゃんとお母さんに優しい漢方薬

そして今回のご出産のよき報告になりました。

私たちスタッフ一同もとても嬉しく思っています。

Tさまご一家のご健康とご多幸を祈念申し上げます。

どうもおめでとうございました。

今回は、LUF(黄体化未破裂卵胞)のご相談でしたので、生理後の卵胞期には補陰(ほいん)して、排卵期には理気活血(りきかっけつ)、黄体期に補陽(ほよう)する周期療法を応用しました。

Tさまにお贈りする写真です。 「冬の晴れた日の月山と朝日連峰

冬の晴れた日の月山です

<2011年2月16日 冬の晴れた日の月山です>

実に素晴らしい眺めでいつ見てもうっとりしてしまいます。

この日は山形県内晴天でしたので、みんな喜び、山形新聞などでも翌日の朝刊には美しい自然風景が掲載されていました。

心が澄みきるかのような月山です。

心が澄みきるかのような月山です。

美しいです。

朝日連峰

遠くの朝日連峰が眺められるときには空気がかなり澄んでいるのです。

こんな日々を山形で過ごしています。

Tさま、どうもおめでとうございました。

みなさまどうぞお元気でお過ごしくださいませ。