夏の暑さによる不眠や不安感、疲れなどに関して…天王補心丹
おはようございます。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
お客様からご相談がありました。
心室性期外収縮、血流が悪い、ふくらはぎの痛み、入浴後の動悸
がご相談内容です。
ほかに10年前から悪玉コレステロールが多い、善玉が少ないなどあります。
昨年に冠元顆粒と麦味参顆粒を服用していたが、今年は効果が無くなってしまったようだ。とのご相談をお受けしました。
私の恩師の周軍先生にもアドバイスをお聞きして、中医学的な考え方をお聞きしました。
「ひとつの方法としては、冠元顆粒と心沙棘(シンサージ)が良いです。沙棘類のフラボノイドは、冠動脈の血流改善作用が期待できます。または天王補心丹(てんのうほしたん)も良いです。天王補心丹は心配事によくて気持ちが楽になります。」
「陰虚(いんきょ)や血虚(けっきょ)は脈が速くなります。夏は汗をかきます。補腎陰をすると心(しん)が落ち着きます。頻脈と不整脈が同時になることが多い。麦味参顆粒は補気(ほき)です。心の補陰である天王補心丹は暑いときとか、熟睡できないなどの暑さによる疲れに効果的です。夏の暑さは気と陰を消耗するので補陰と補血が良いです。心(しん)は暑さ、熱に弱いです。そうするとイライラ、眠くなります。」
ということで、夏の暑さに「心(しん)」が弱いので、「心」も重点的に念頭において検討することも大切なことを勉強しました。
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<2011年7月16日 信州・ビーナスライン>