こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日の8月2日も夕方、18時半を過ぎたところです。
今日の漢方相談は米沢市や小国町などの遠方や谷地などからも来店して頂きまして、思いもがけなく忙しかったです。
多嚢胞性卵巣症候群のかた、基礎体温でうまくタイミングをとっている方など、さまざまな相談を担当させて頂きました。
その中で基礎体温が高めの方がいらっしゃいましたので、うまく補陰(ほいん)をして卵の質を上げるように漢方をお勧めさせて頂いた方も印象的でした。
体外受精をされている方や治療歴の長い方、40歳前後の方にはわりと基礎体温が高めの場合が多く、その場合には養血調経、補陰などを中心に「陰」を補っていきます。
また今の時期の漢方は、「暑熱」で汗をかいて「気陰(きいん)」も消耗しやすいですし、胃腸にも負担がかかったり、また寝苦しいときもありますので、さまざまな要素を念頭に入れながら相談していっています。
まだまだ暑さが厳しいですから、みなさまもお体どうぞご自愛くださいませ。
今週も頑張って漢方相談しています。
(そういえば、長年、杞菊地黄丸と紅沙棘をご愛用頂いているお客様、ほんとうにお肌も綺麗で若々しくて女性の方のエイジング対策、抗加齢には「肝」を中心に潤いをつくっていくことが大切なんだなあとも今日の漢方相談でも思いました)
<2010年11月4日 北フランス モンサンミッシェル近く>
昨年のハネムーンでの写真です。
一度訪れた方でしたら、この北フランスの雰囲気ご理解いただけると思います。
ヤドリギが多かったのが非常に印象的で、これは中医学での「桑寄生(そうきせい)」に相当するもので、独活寄生湯の主要成分でもありフランスに行ったのに、独歩丸や独活寄生湯の痺証(ひしょう)の中医学にも心を寄せた。という体験をしてきました。