こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
普段からFSHやAMHなどの漢方薬の服用に関してのご相談を受けることが多いのですが、その中で実際の喜びの声をご紹介したいです。
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ホルモン値が改善しました。
Yさまから嬉しいお知らせがありました。
掲載許可を頂きましたので、コラムを作成させて頂きます。
Yさまからは、
「同じ悩みを抱えている他の方の参考になれば幸いです」とコメントを頂いています。
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「7月に51あったFSHが、何と6.6に下がっておりました。」
○初めてのご相談 平成22年8月17日
Yさま 42歳
もうじき結婚する予定ですが、婦人科検査をお願いしたところ、FSHが高く、卵巣機能が落ちているといわれ悩んでいます。
月経周期は28日前後ですが、最近経血が少なくなってきたようです。
病院ではFSHは51程度、AMHが2・3とかなり卵巣機能が落ちているといわれています。
基礎体温は36・7度以上と高めです。
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○平成22年9月16日
「そして、嬉しいご報告が1点、昨日再度採血してホルモン値を測定したところ、7月に51あったFSHが、何と6.6に下がっておりました。
このあまりの差に先生も驚かれ「名前は間違ってませんよね」と言われるほどでしたが、ひとまず正常値に戻って、ほっといたしております。
これも漢方のおかげですかね。
しばらくこのまま続けていこうと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。」
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その後の補足のメールを頂きました。
「お世話になっております。
ご連絡どうもありがとうございます。
せっかくコラムにしていただくのであれば、一応数値の方、ちゃんとお知らせしておきますね。
○7月16日時点
FSH 51.9
LH 11.8
PR L14.0
○9月10日時点
FSH 6.6
LH 3.2
PR 13.6
です。
こうしてみると、LHも下がってますね。
上記はいずれも5日目くらいの数値です。
ここまで違うと、検査に対して??なところもありますが・・。
とはいえAMHが2.3と低めなうえ筋腫もあるので、じっくり頑張ろうと思います。
今後とも宜しくお願い致します。」
漢方でFSHなどのホルモン値の改善に、お役にたてると嬉しく思います。
FSHが高いということは卵巣機能不全、卵巣機能低下がありますので、漢方では血流を改善したり、補腎(ほじん)したり、養血調経したり、または去痰したり、その人に応じた方法で調整していきます。
ただFSHの数字だけを追うのではなくて、冷え性やのぼせて暑がり、寝汗、基礎体温が高め。周期が短いなど、さまざまな自覚症状のことや基礎体温の生理周期の改善なども目標にしていきます。
Yさまには、養血調経と益気養陰などを中心にした漢方をお勧めしていました。
<山形市から見た蔵王の眺め>
<2011年8月7日 山形市から眺める蔵王>
この田んぼの稲も感動的なんです。
夜はカエルが鳴いて大合唱です。
先日は道路を車で走っていましたら、カエルたちがピョコピョコと道路を横断していているのを見て、改めて自然が豊かなんだなと思いました。
田んぼの風景