ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

尿管結石の漢方相談…腎虚、肝鬱、瘀血の3つの漢方的特徴がある

こんにちは!

薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。

山形も台風15号が接近しているようで雨脚が強くなっています。

急に寒くなってきたし、風邪引かないように体調管理には気をつけていきたいです。

さて、尿管結石の漢方相談を以前に師匠のSU先生にお聞きしたので、記録していきたいです。

漢方薬のご相談内容 <尿管結石の漢方相談>

「先日、腹部エコーの検査で尿管結石(12ミリ)が確認されました。

尿の流れが悪いためだろうと説明されました。

尿管結石は初めてです。

その他、内科からウルソが処方されています」

○土屋からの回答

漢方相談のフォームもありがとうございました。

そこで、私の恩師のSU先生という男性の中医師の先生にも今朝、先ほどお電話で対応策についてお聞きしておきました。

尿管結石は、腰痛や鼠経部の腹痛(仙痛)にもなりやすい。

食べられないほどの激しい痛み

尿管結石は、手術、超音波で砕いたり、膀胱に近いところは膀胱鏡でとることもある。

中医学的には、腎虚(じんきょ)、肝鬱(かんうつ)、淤血(おけつ)の3つの漢方的特徴があると考えます。

いま、服用していらっしゃる婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は補腎(ほじん)作用もあります。

地黄(じおう)が配合されているから。

ほかに補腎では杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)があります。

疏肝では、排卵期の排尿困難などは気鬱(きうつ)の可能性があり、逍遥丸(しょうようがん))で全体的な症状がとれる可能性があります。

結石には利尿剤系統の漢方薬を使います。

防己黄耆湯、牛車腎気丸などあります。

もし血尿があったら、涼血止血(りょうけつしけつ)が好ましいです。

イスクラ清営顆粒(せいえいかりゅう)を使ってもいいです。

尿管結石は手術でとれるのでしたら、難しい手術ではないのでとったほうがいいです。

順調に尿が流れて、腎機能が良くなります。

子宮筋腫補腎と活血で対応できます。

冠元顆粒(かんげんかりゅう)や婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)は効果的です。

手術を考えながら、漢方を同時に併用していく。

腎臓が膨らんでいると腰に軽い痛みがあるはずです。

ここで私が検討していた水快宝(すいかいほう)についてお聞きしました。

水快宝も使えます。子宮筋腫卵巣嚢腫に良いです。

ただし水圧が腎臓に負担になっているので、詰まっている石を解消しなければなりません。

以上です。

横浜みなとみらい

<2011年9月19日 横浜みなとみらい>

土屋薬局 中国漢方通信」の本家でコラムを作成して います。

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