おはようございます。
昨日はっけこう遠くからのお客様の来店が多かったです。
FSHが高い方のご相談やPCOS、BBT高め、高プロクチン、難治性の慢性ニキビなどでした。
私が最近、漢方をいろいろと考えているのは、西洋医学でも治りづらいかたがいらっしゃって、そのため相談の内容も上がっているのだと思います。
思うに今から10年、20年前に効き目のあった方法が今の時分で、もしあまり効果を実感されないときには、たとえば昔は陽虚(ようきょ)タイプの冷え性のお客様が多かったのが、高齢化によりのぼせやほてりなどの腎陰陽両虚ののぼせと冷え性の両方が混在するなど、お客様の年齢層や相談の内容も多岐に渡っている証拠だと思います。
いまは、基礎体温が高めの漢方相談を特訓中です。
陰虚火旺、心肝火旺、肝鬱気滞、気滞血淤、肝鬱化火、腎陰陽両虚などなど、中医弁証のトータル的な相談になっていきます。
「中医学を学ぶものは、海賊船の一味のようで、それは一生抜けられなくなります」とある老中医が語ったそうですが、中医学20年の私にはまだまだ長い人生です。
今日も漢方相談頑張ります。
…
<2011年10月27日 神町西 りんご畑>
〇10月29日追記です。
今月の1日から以前に漢方相談されまして、お子様めでたく授かりになったかたの第二子の漢方相談担当しています。
基礎体温高め、周期が短め。
先月は26日周期で、高温期は37℃~37・1℃を超えて、低温期も36・6~36・7℃と高い傾向でした。
そのほか、日中にほてり、口内炎ができる、夜の夢と寝言。
生理に塊がでたので子宮内膜症が心配。
漢方薬は、「基礎体温が高め、月経周期が短い」ことの周期療法で安神と腎陰を補う処方と生理前後に軽く活血化淤をしていくことにしました。
今日の29日は、見事に生理周期28日。
基礎体温は低温期36・5℃、高温期は36・8~36・9℃と下がってきて、漢方著効でした。
とくに嬉しかったのは、高温期が37℃を超えなくなったことです。
口内炎はでなくなって、生理には血塊もなくなり、生理痛もなく、夢もみなくなりました。(^^)
今後、ほかのお客様たちにも活かしていきたいです。