こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
土曜日の漢方相談、最近は毎週忙しくなっています。
今日は相談していて良かった話です。
一人のかたは子宮腺筋症で生理痛もひどくて、だらだらと続く生理で周期も一時だいぶ短くなられていたのですが、漢方の処方を子宮腺筋症に特化したものに変えてからは(今年の7月から)、その後は経過良好で生理痛もだいぶ楽になって、生理も8日間ぐらいでスッキリと終わるようになったそうです。
舌ベロの淤斑(おはん)といって淤血のサインもだいぶとれてきました。
前回は月経周期が25日で短めでしたので、うまく補陰(ほいん)をして月経周期もに長めに改善されました。
もう一人のかたは、今年の夏の終わりから突発性難聴と耳鳴りが辛いかたに、漢方3種類をお勧めさせて頂いていました。
病院でステロイド治療後も回復が悪く、また再発するのでは?という不安もあるお客様の相談で、今は月に1回の聴力検査では聴力は突発性難聴を再発するまでに改善して、日常生活に支障がなくなるまで回復されたそうです。
耳閉塞感はほとんど無くなり、耳鳴りも日常生活では、あまり気にならなくなりました。
(ただし正常な耳よりも突発性難聴が回復されたほうは、7割程度の聞えだが、それでも聴力の回復と耳鳴りの軽減がかなり嬉しく、健康のありがたさを実感されているそうです)
最後に、これは良かった話というよりも新規の漢方相談の方で突発性難聴から、耳鳴りが始まって、今ではメロディーが頭の中で鳴るようになられたそうです。
歌うとそのだんだん速くなるメロディーが辛くなることが、歌につれてゆっくりになるが、歌うのを止めるとまたメロディーが加速することに対して、しっかりと漢方相談で対処させて頂きました。
「腎は耳に開竅する」ことから、補腎、安神、活血、通絡開竅という4つの漢方でバランスを調和していきます。
<2011年11月2日 晩秋の若木神社>