こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
山形は連日の快晴で気持ちの良い青空が続いています。
天気予報では「寒波が来るぞ、来るぞ」と言っていますが、嵐の前の静けさでしょうか、穏やかな毎日です。
さて、今週の私の漢方相談は忙しい毎日です。
頑張っています。
たとえば
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その1
○二人目ご希望の漢方相談 30歳の女性のお客様
今度、子宮卵管造影検査の予定で婦人科の先生に基礎体温を見せたところ、先生が「高温期が短いなあ」とつぶやいていたので気になっている。
以前に当店で漢方相談していましたが再度、きちんと月経周期を整えていきたいです。
→養血調経が周期療法の基礎になりますので、養血調経に卵胞の発育が良くなければ、このお客様は月経周期が28日よりも短かったですので、単純に高温期を良くするために体を補陽するよりも、補陰をして卵胞の育ちを良くする→高温期も良くなるという方法をお勧めさせて頂きました。
いわば
お客様 「高温期を良くしたい」
私のとらえ方 「月経周期が短い漢方相談」
全周期にわたり補陰をして、卵の育ちを良くする「育卵」を目指します。
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その2
○便秘のご相談 29歳の女性のお客様
便秘と冷え性で悩んでいます。
妊娠してから便秘するような体質です。
→「女子は血をもって本となす」
ですから産後の気血不足、とくに血虚により便秘となっていますので「潤腸」を目指しました。
補血(ほけつ)して腸を潤して通じを良くします。
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その3
○「人工授精も9回前後繰り返し、排卵誘発の注射も1回目は効きすぎて卵巣が腫れて、2回目の排卵誘発の注射は今度は卵が育ちませんでした」 31歳の女性のお客様
→「女子は血をもって本となす」ですから、養血調経することにプラスして全周期活血化淤でHMG-HCG療法で卵巣が腫れることを防止しつつ、育卵(いくらん)を同時に目指していきます。
補陰活血とも言えます。
卵巣の反応が悪いとき、誘発に反応しないとき、あるいはOHSSの卵巣過剰刺激症候群のときには、活血化淤で血流を改善することが大切です。
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その4
○新規の耳鳴りのご相談のお客様。「頭鳴りの漢方相談」
耳鼻科2か所、脳神経外科でそれぞれ聴力、MRともに異常がなくて「頭鳴りです。慣れるしかありません」と言われて困っていました。
最近、私は耳鳴りの相談を特訓して実績も上がっているので、耳鳴りの漢方を十分に説明して、お客様も喜んでお帰りになりました。
などなど頑張っています。
婦人科の周期療法は、ガッチリ研鑽していますし、耳鳴りなどの漢方相談も実践と理論で効果を上げていますのでお客様にも喜んでもらえるようになってきました。
さあ仕事、仕事。。。
<2012年1月18日 神町小学校 雪遊び>