こんにちは。
土屋です。
次は胃腸の漢方の話です。
本日4回目の更新です。
周先生にお聞きしました。
「腹部膨満感、体重増加。
あまり食べられない、食べると上腹部がかちかちに張ってしまって吐いて少し楽になるくらい。
夕方からずっとお腹が張って辛いです。
幽門狭窄があり平常の5分の4ふさがっているとのことで病院の薬を服用していますが、食後の胃にずっととどまっている不快感で吐いて少し楽になる繰り返しです。
病院の薬は長期間服用していますが改善されません。
体重も10キロくらい増えてしまって食べる量は減っているけど、体重は増え続けています。」
…
○漢方アドバイス
胃腸のリズムが良くない。
食べられないのではなくて巡りが悪い。
気虚があり、気滞もある。
香砂六君子湯(イスクラ健胃顆粒)はお腹の張り、リズムを整えて、調整して楽になる処方です。
痰湿もあるでしょう。
気虚は痰湿がたまりやすいです。
胃腸が弱いだけではなくて、痰湿が溜っています。
痰熱になりやすいです。
これには今の服用されている温胆湯がピッタリです。
イスクラ健胃顆粒1包+温胆湯半包の組み合わせで、補気健脾のお薬を処方に合わせていきます。
<2012年4月10日 東根市 白水川 柳橋から眺める甑岳と柳の木、風情がありますね~>