こんにちは。
今日は肌寒い山形です。
昨日とは打って変わって8度くらい気温が低いようです。
まさに「花冷え」の言葉にふさわしい一日です。
早く暖かくなってもらいたいです。
さて、耳鳴りの漢方相談、ようびん先生に教えてもらいましたのでログしていきます。
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40代の男性のかた
耳鳴り。
ストレスがある、運動をすると音が大きくなる。
1日中耳鳴り、1日、2日に1度止まることがある。
耳鳴りが原因で体重が減ってきた。
下痢気味です。
夜は夜半に1度起きます。
目の疲れ、足のしびれなどもある。
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○ようびん先生のアドバイス
耳鳴りは腎虚と心神不安が関係しています。
心神不安とはつまりストレスです。
心神不安が耳鳴りにつながっています。
ただの腎虚という老化現象による耳鳴りでしたら、夜に耳鳴りがするだけです。
夜の睡眠が熟睡できない、目が覚める、ストレスによる不安が耳鳴りにつながっています。
EDやしびれも腎虚がベースになります。
耳鳴りの補腎薬と琥珀と珍珠母などの重鎮安神薬の組み合わせが効果的です。
心神不安に琥珀と珍珠母などの重鎮安神薬が良いです。
下痢がひどいような場合には心脾両虚の漢方を一緒にして、3つの漢方薬を服用するとより効果的です。
もしかしたらお酒を飲んでいるとしたら、お酒は少なめにしてください。
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土屋からの質問
「冠元顆粒などの活血化淤の漢方を応用する目安を教えて下さい」
淤血があれば冠元顆粒が使えます。
1)舌ベロの状態
2)運動すると耳鳴りが多くなる→血流が運動で良くなっても耳鳴りがひどくなる→その場合には丹参製剤は控えること
巡りが良すぎるとかえって悪い。
逆の人→静かなときに耳鳴り、肩こり、頭痛、舌が暗い、淤点、淤斑→微小循環が悪いので丹参製剤が向いている。
たとえば60代の人は血流が悪い→必ず淤血がある。
<2012年4月28日 土屋薬局駐車場 チューリップ今年も満開になりました>
連翹の花も見ごろを迎えています。
いい季節です。