こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
最近、漢方相談も忙しくしているのですが、「月経周期が短い」かた、たとえば「卵巣にメスを入れたことのある」かた。
「早発閉経」と言われていたり、AMHが少なくてFSHが高いかたなどは、一般的に月経周期、生理の周期が短くなりがちで28日以下、たとえば26日周期や23、24日周期などになってしまって、産婦人科の病院の治療も思うようにいかないケースが多々あります。
当店の漢方相談、周期療法 「月経周期が短いかた」への対応策、奏功することも多くなっていて、だいぶ喜ばれています。
いまも今回は残念だったけど「採卵できて受精卵を戻せた」のは、「月経周期が3日伸びたので採卵できて分割できました。」と前向きなお話がありました。
もともと体の陰、潤いが減ってきて相対的に「熱」が生じていますから、病院のホルモン剤や誘発剤で寝汗をかいてしまったり、基礎体温がかなり高くなってしまいます。
おりものは減って、お肌や目や生理の経血量などの体全体が乾燥気味になりますので、「滋陰降火(じいんこうかい)」をしていけば卵胞の発育も良くなって寝汗やほてりなどにも効果的です。
昨日のコラム「クラミジアの漢方対策について 『おりものが多い、におい、痒みがある』」でも、ようびん先生がおっしゃっていた「40代前後になればおりものがあまりないのであれば、陰虚火旺のタイプ」とも一致するんだなあと思った次第です。
<2012年4月29日 新潟県 弥彦神社>
全国の神社巡り楽しいです。
妻はご朱印を集めています。(^^)