「掌蹠膿疱症の漢方相談」の続きです。
今年の2月21日から引き続き、根気よく漢方をお続けなさってはや季節は六月になりました。
先月からの漢方相談の模様と恩師のTn先生に今日、アドバイスを頂いたことを記録していきたいです。
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<掌蹠膿疱症の漢方相談>
○5月14日
5月3日のときに右手の力が入らなくて握れなかった。
握れるけど、ギュッと握れません。
5月になってから痛み、4月の終わりから小水疱、皮が破れる。
足にも痛みがあります。
足の裏も痒いです、夜に足がつります。
舌ベロはやや暗で苔は白膩苔。
私自身で考えて漢方処方を見直しました。
1:三物黄芩湯
2:五行草
3:瀉火利湿顆粒
4:ヨクイニン末
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そして今日の6月3日です。
足の症状がひどくて、踵がガサガサで赤み、痒み。
土踏まずのところの赤み、痒み、ガサガサ。
足の甲、足の脛にも湿疹ができています。
手のひらのほうは症状が良くなっています。
舌ベロは、尖紅(イチゴ状に舌ベロの尖が赤い)、苔は白膩苔です。
Tn先生のアドバイス
→三物黄芩湯から、温清飲に変更してみて、五行草はそのまま続けたほうがいい。
温清飲は養血と清熱作用がある。
瀉火利湿顆粒は利湿効果が強く、ジュクジュクしているときに使う。
真皮層を養うことも大切。
二至丹や百潤露など。
(私は二至丹を選びました)
と値千金のアドバイスを頂きまして、掌蹠膿疱症の今後の様子を見守っていきたいです。
良くなって頂きますと嬉しいです。
<2012年5月31日 若木山 草木塔>