ブログ版土屋薬局 中国漢方通信

土屋薬局ブログ。薬剤師・不妊カウンセラーの土屋幸太郎がお届けします。私自身、不妊体験を経て、漢方療法の力で子供に恵まれました。その経験を活かし、皆さんに健康で幸せな家庭を築くお手伝いをしたいと思っています。薬局には女性薬剤師も在籍し、気軽にご相談いただけます。健康に関するお悩み、不妊治療、妊活相談、痛みやしびれに関する漢方相談など、お気軽にご連絡ください。お問い合わせやご予約は☎️ 0237470033までお願いします。一緒に幸せな未来を築きましょう。

掌蹠膿疱症の漢方相談(2)

掌蹠膿疱症の漢方相談」の続きです。

今年の2月21日から引き続き、根気よく漢方をお続けなさってはや季節は六月になりました。

先月からの漢方相談の模様と恩師のTn先生に今日、アドバイスを頂いたことを記録していきたいです。

掌蹠膿疱症の漢方相談>

○5月14日

5月3日のときに右手の力が入らなくて握れなかった。

握れるけど、ギュッと握れません。

5月になってから痛み、4月の終わりから小水疱、皮が破れる。

足にも痛みがあります。

足の裏も痒いです、夜に足がつります。

舌ベロはやや暗で苔は白膩苔。

私自身で考えて漢方処方を見直しました。

1:三物黄芩湯

2:五行草

3:瀉火利湿顆粒

4:ヨクイニン末

そして今日の6月3日です。

足の症状がひどくて、踵がガサガサで赤み、痒み。

土踏まずのところの赤み、痒み、ガサガサ。

足の甲、足の脛にも湿疹ができています。

手のひらのほうは症状が良くなっています。

舌ベロは、尖紅(イチゴ状に舌ベロの尖が赤い)、苔は白膩苔です。

Tn先生のアドバイス

→三物黄芩湯から、温清飲に変更してみて、五行草はそのまま続けたほうがいい。

温清飲は養血と清熱作用がある。

瀉火利湿顆粒は利湿効果が強く、ジュクジュクしているときに使う。

真皮層を養うことも大切。

二至丹や百潤露など。

(私は二至丹を選びました)

と値千金のアドバイスを頂きまして、掌蹠膿疱症の今後の様子を見守っていきたいです。

良くなって頂きますと嬉しいです。

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<2012年5月31日 若木山 草木塔>