本日2回目の更新です。
中医学、中国の漢方医学の勉強は楽しいです。
こちらも先日、周先生に教わったことを記録していきます。
…
30代女性のかた
「ここ数カ月、風邪も引いていないのに、常に痰が絡んでるような気がします。
喉のあたりがネバネバした感じで、年寄りのように咳払いを常にしている状態です。
また、最近息苦しさも感じます。
また、春だというのに足が冷えます。
半年ほど前に血流を計ったら50歳すぎの血流だと言われました。」
「長年パソコンの前で1日中、作業をしているせいか、肩コリが酷く、常にこっている部分にシコリがある感じで、さわると、ゴリゴリ音を立てます。
パソコン作業が多い為、眼精疲労は万年です。
月経前には必ず、イライラして必ず怒りっぽくなります。」
→漢方アドバイス
タンの量、粘り。吐きにくい。
のどについていて気持ちが悪い。
気分の変化、たとえばイライラ、怒りっぽいなど関係するかもしれない。
現代人は仕事柄、脳の疲れが多い。
熱や陰虚が→痰のネバネバ、濃縮した感じにつながる。
うすいときには、痰湿。
イライラ、怒りっぽい、冷えにも
八仙丸を半分の量で服用して、加味逍遥散も半量で肝から調整する。
気持ちの落ち着きに。
八仙丸で補陰をすればタンが薄くなる。、補腎と補肺。
肺と腎を元気にすること。
◎土屋からの質問
温胆湯は使えますか?
→消化器系、嘔吐、便がゆるいなどの脾臓の症状があれば使えます。
若木山を昇る道