こんにちは。
先ほど空を見上げたら大空を白い飛行機雲が一筋に北に伸びしていきました。
まだまだ夏空の山形です。
さて、昨日の「産後の頭痛に…ベイビースリープ、ユースリープ」の話の続きです。
何先生にもう一件、漢方についてアドバイスをもらっていましたのでログしていきます。
…
「40代の女性 お子様2人いらっしゃいまして、子供が欲しい子宝相談ではありません。
生理痛と出血量が多い、血塊もある。
婦人科では子宮腺筋症と診断されました。
1年前から出血が多くなったような気がします。」
何先生のアドバイス→
「悪循環になります。
つまり子宮腺筋症→経血量が多い→陰血↓→血熱(けつねつ)になる。
同時に気虚にもなる。(血と一緒に気も失うから)
→気血不足、陰虚で虚熱がでてくる→陰血不足の発熱には「冬至と夏至にとれる漢方薬」と気虚による発熱には「真ん中を補って気を補う処方」がいいです。
両方を養血調経に併用するとすごく効果的です。
たとえば「冬至と夏至にとれる漢方薬」+「三年から七年でとれる人参」
出血には血熱もあるし、気血両虚もある。
だから、「冬至と夏至にとれる漢方薬」+養血調経でもいい。
5、5、5丸など。
生理痛の痛みどめには、チャガと活血化淤の漢方を適時に選びます。」
とのことで値千金のアドバイスでした。
ちなみに、わたし土屋が「先生、子宮腺筋症のかたは生理のときだけ漢方を飲むといいのですか?それとも全周期に考えるべきですか?」とお聞きしましたら即答で「全周期に漢方を使うべきです」とご指摘いただきましたことを付け加えておきます。
<2012年9月8日 昨日に引き続いて猫シリーズです!>