こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
昨日の夕方は6時以降に新しく漢方相談に来店されたお客さまがいらっしゃいました。
平成21年の6月から漢方相談を始めて過去2回の流産の乗り越えて翌年の8月には無事に二人目を出産されたお客様からのご紹介でした。
紹介されてきたお客様のお話によりますと、私はすっかりと忘れてしまっていたのですが、山形市のお友達もご紹介されてめでたくご懐妊、ご出産となったそうです。
人徳のある方ですから、お客様もご紹介で来店されるのだと思いました。
新規の方の漢方相談は、「生理痛がひどい」「血塊が混ざります」とのことでしたので、周期調整法の基本である
「調経即是種子」=生理を整えることは、不妊症の治療につながる。
ことから高温期から生理期にかけての生理を良くして生理痛の軽減、血塊の減少を目指すことにしました。
南京の夏先生のお話によれば、不妊症の漢方のポイントは、多くは生理不順と関係がある。
まず大きく1)生理のこと 2)おりもののこと。
この2つのことをお聞きしていきます。
生理の質は血塊、塊がなくてネバネバとか薄いということもないです。
結婚後の色、量、質、期に変化があるかどうか聞く。
色はピークの色を聞く。
生理が水のように薄かったら虚証。
塊の場合にはただの塊か、子宮内膜が混じっているかを判断する。
塊と内膜様塊が混じっている→こういうケースが多い。
月経期間が異常がなくても塊が混じっていたら不妊症の可能性が高い、不妊症は生理の異常と関係ある。
ということで話が長くなりましたが、お客様には生理痛がひどいこと、塊が混ざることの解消を目的にすることにしました。
まだ結婚1年目とのことですから、早めに良い結果につながっていって頂きたいです。
<2012年10月31日 東根市観音寺 石崎山>
すっかり周囲は秋の気配に包まれています。
ときどきここの風景を眺めてみたくなります。
すっかり稲刈りも終わりました。
そろそろ冬の準備もしなくてはなりません。
奥羽山脈も紅葉が進んでいて、良い季節になりました。