こんにちは。
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は天候が穏やかに落ち着いている山形です。
クリスマスの寒波が強烈だっただけに、このまま穏やかになってもらいたいものです。
ニュースをみていると、雪のせいで交通事故や亡くなっている方がいらっしゃいますので可哀想です。
ご冥福を申し上げます。
さて、本日は子宮内膜症、チョコレートのう腫がある方が生理痛がだいぶ良くなって、冷え性も軽減しているお話です。
病院でも不妊治療など頑張っていらっしゃいます。
「何か漢方薬でも併用できるものはございますか?」
という漢方相談でした。
生理の直前は便が硬くなりやすい。
生理中は下痢だったり、軟便気味になりやすいです。
生理の前日と初日には頭痛があります。
生理痛は激痛ほどではありませんが、生理痛を感じないことはありません。
→漢方では、養血調経という漢方でまずお腹を温めて生理のリズムを整えることを柱にしました。
同時に子宮内膜症やチョコレートのう腫がある方の場合には、淤血(おけつ)といって血液の古血、悪血(おけつ)があります。
気血の巡りを良くすることは
1)卵巣の血流を改善し、卵巣機能をよくする
2)子宮機能、子宮内膜の質を良くする
3)自律神経やホルモンバランスを良くする
4)月経痛やPMSなどの症状を緩和する
ことなどに期待できます。
生理中にお腹がゆるくなりやすいことから、養血調経+活血化淤に生理中にはお腹を温める胃腸の薬。
そして普段は血液に熱がこもならいようにする薬。
とそれぞれ組み合わせていきました。
3ヶ月服用してみて生理痛が緩和されてきて、ひどい生理痛はなくなりになって、お腹もポカポカと温かいとのことで今後にも大きく期待しているところです。
うまくいって頂きたいです。(^^)
…
<2012年12月23日 蔵王スキー場>
この日は天気予報では大荒れと言っていましたが、ラッキーなことに晴天で天気が崩れませんでした。
すごく気持ちが良かったです。
…
2013年10月24日追記です。
ご出産おめでとうございます!めでたくご出産されました!
「子宮内膜症でしたが漢方も上手に利用、お腹が温まり生理痛が軽くなり、めでたくご出産されました!」[E:happy01]