こんにちは!
薬剤師、不妊カウンセラーの土屋幸太郎です。
今日は昨日からの大雪が続いて、山形どっさりと雪が積もってきました。
ヨーロッパも冷えているそうですが、極東の日本も大寒の余波が続いています。
さて先ほど午前中に来店されたお客様、昨年の11月から来店されていらっしゃいます。
冷凍食品の会社で製造の仕事に就いているので、足が冷えて痛い感じになって辛いそうです。
お休みの日には楽です。
夏場などはとくに冷房がきつくて足に冷気があたるのでひどいと痛みを感じるほどだそうです。
冷房が耳にあたってもめまいになります。
また製造ラインの仕事ですから、トイレも行けずに大変な思いです。
最初、足腰の痛みやしびれを和らげる漢方をお勧めしていました。
1か月間服用したところ足のしびれが無くなっていてだいぶ楽になったそうです。
その後12月には、立っていると右のふくらはぎが痛んで冷え性がお辛くなってきた。
めまいに似た感じになってきたとのことで、新発売された新しい痛みやしびれを和らげる漢方を服用してもらうことにしました。
今日の平成25年1月26日のお話では、めまいの症状が良くなっていて、ズボンも履けなかった足のむくみも解消したそうです。
以前は仕事から帰ってきたら足がむくんでいましたし、すごく大変だったそうですから嬉しいこと、このうえありません。
それで今日はチャイナビューという中国の情報雑誌をお読みになられて、冷え性の婦人科にも良い漢方も試してみたいとのことで、さきほど一緒に試飲しましたら「美味しくて飲みやすい!」と評判上々で今後は、その婦人の漢方も併用していくそうです。
今後とも、山形の寒い冬を体も心もポカポカに温めていってお仕事も頑張っていって頂きたいです。
手は大丈夫だけど、足が冷たいとのことで、冷凍食品の冷える足元に漢方の暖かさが届いてほしいです。
<漢方解説です>
冷え性には、
1)陽気不足(ようきぶそく)
2)陽気欝阻((ようきうっそ)
3)血虚受寒(けっきょじゅかん)
の3つのタイプがあるといわれます。
今日のお客様がお求めになられた漢方は、3番の「血虚受寒タイプ」の適応です。
女性のかたに多い「血虚(けっきょ)」体質や慢性疾患などで「血(けつ)」が少なくなれば、「血(けつ)」の温める力が減退するために「寒邪(かんじゃ)」を受けやすくなるといわれ「寒邪(かんじゃ)」が四肢に凝滞すると手足の冷えを感じると考えられています。
また「寒邪」は「気血(きけつ)」の流れを阻滞するので「淤血(おけつ)」が生じ「淤血」とは「血」の巡りがわるい状態なので、さらに冷え性が加速することになると思います。
このタイプの女性に多い冷え性は、「血」を養い「血」の巡りを改善することが最善の策と考えています。
スーパーや食品業界や工場のラインなど冷える環境でお困りの方、足のむくみがつらいかたはぜひ「女性の味方」土屋薬局まで漢方相談をお気軽にお寄せくださいませ。
お客様がお読みになった中国の情報誌「チャイナビュー」です。
日中の架け橋になる友好の雑誌で、非常に面白くためになります。
チャイナビュー168号は、中国探訪が「北京故宮 紫禁城」でした。
とうとう真打登場です。
中国はほんとに奥が深いです。
坂本龍一さんのラストエンペラーの世界です。
坂本さんの著作にもそのときの映画体験談が書かれていて面白いですよ。
はい、天壇です。
懐かしい観光地です。
北京観光必須のところです。
ここからビル群を眺めているとまた感慨深いですし、夕焼けを見ても心にグッときます。
北京料理です。
一般的には北京ダッグなど有名ですね。
次のページは中国式目の体操です。
視力の改善にいい方法です。
私の恩師の菅沼栄先生(胡栄先生)が執筆された冷え性の特集です。
菅沼先生も北京出身ですから今号は感慨深かったであろうと想像しています。
菅沼先生は慣れぬ日本語を駆使して日本に中医学を根付かせた恩人のような素晴らしい先生です。