先週のことです。
50代の女性のお客様が来店されました。
昨年の暮れの12月に1回は治ったけど、正月明けにまた再発したとのことでした。
じんましん、湿疹。
でお悩みの漢方相談を求めに土屋薬局に来店されたのでした。
慢性化していて10年前からじんましんの体質。
昨年の秋からは湿疹も加わりました。
更年期なのでしょうか?
胸も暑い感じがします。
胸、腕、背中に赤いじんましん。
痒みが強いです。
昨日は痒みで夜中に何度も目が覚めました。
そんなときには冷たいシャワーを浴びるようにしています。
食欲は普通で便通も問題ないです。
舌はやや赤みがあって陰虚ぽい感じです。
インターネットなんの気なし漢方用語の「血熱(けつねつ)」で検索したら当店がヒットしたそうで、近いからこれなら!と思ったのがご来店のきかっけです。
皮膚や体が熱い感じ。
外は冬ですけどお部屋でランニング姿になっても平気です。
冷やしたくなるので、飲まない缶ビールを肌にあてたりもします。
上半身、胸のところが熱いです。
皮膚からは、慢性じんましんとして抗アレルギー剤やステロイド軟こうなど処方してもらっています。
生理は一時、4ヶ月ほど不順でしたがまた再開している順調だそうです。
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<漢方体験後です>
当店からは漢方2種類。
「血熱(けつねつ)」を冷ますような漢方などおすすめし、お肌に潤いを与えほてりやのぼせを「補陰」によって解消するような体質改善も一緒に併用して頂きました。(冬至や夏至に採れる漢方など)
漢方服用して10日目なのですが、前回お店で「血熱」を冷ますような漢方などを服用し、また帰宅して晩にも服用したらお肌の赤みや痒み、慢性じんましんの状態がだいぶ良くなって、湿疹も軽減したそうです。
とても嬉しいです。
お客様、とてもニコニコと大喜びで、初回の漢方相談とはまったく違う印象で快活にお店を後にされました。
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<漢方の先生から一言>
血熱(けつねつ)とは体の奥に熱が籠っていることです。
ご自身では、じんましんや湿疹はきっと体の体質に関連しているに違いない。
この肌の赤みや痒みは「熱」だし、なかなか治らないから試しに「血(ち)」の「熱」として検索してみたら、「血熱(けつねつ)」で漢方の対処法が書いていて非常に感動されたそうです。
慢性蕁麻疹、じんましんや湿疹などでお悩みのかた、ぜひ土屋薬局の店頭で一緒に体質改善の方法を考えていきましょう。
私もこんなに早く効き目があって嬉しい限りです。